今日は県議会県民クラブで視察。
まずは、西原村の災害公営住宅。
西原村の山西地区の災害公営住宅は45戸を整備中で8月から入居開始。昨夜、入居者が決まったとのこと。
県内では1733戸の公営住宅が整備される。熊本地震から2年3ケ月が経過し、これから被災者のすまいは徐々に仮設から自宅再建や公営住宅、民間アパートへと移っていくことなる。移行するにあたって、その課題もみていかなければならない。
3LDKの住宅は結構広い
バリアフリー設計
午後から、阿蘇に移動して、6年前の九州北部豪雨災害から着工した阿蘇の治水対策である遊水地と輪中堤を視察。今年度完成予定で、完成すれば6年前と同規模の豪雨が降っても集落が浸からないようにできるとのこと。住民も完成を待ち望んでいるだろう。
遊水地
輪中堤
そして立野ダム建設予定地へ。これは要らない。
さて今日で、相模原市の障害者施設のやまゆり園で19人の命が奪われた事件から2年を迎えた。「障害者は不幸をつくることしかできない」との考えでの犯行は到底理解できないし絶対に許すわけにはいかない。
また、LGBTに対して「生産性がないので税金の投入はおかしい」との自民党国会議員の発言も同様だ。多様性を認め合う社会づくりに引き続き取り組んでいきたい。