今年もいよいよ本日で最後、皆様には大変お世話になりました。
今年は夏の参院選で皆様に大きなお力をいただきましたが、残念な結果になりました。
参院選での勝利に乗じてか、その後の岸田政権は、国民の多くが反対していた安倍元総理の国葬を強行したり、旧統一教会との関係を断ち切ることを曖昧にしたり、政治と金の問題を抱えた議員を閣僚に任命したりと、緊張感を欠いた政権運営を行っています。
また、政府が先日閣議で決定した来年度予算については、一般会計の総額が過去最大の114兆円規模と、概算要求よりも膨らむという規律のなさ、特に防衛費が大きく膨らみ、子育て予算倍増などと言っていた割には子育て予算や社会保障予算は十分な配慮がなされていません。
そして、原発の運転期間は審査などで停止した期間を除き60年超えて運転できるなど、原発を最大限活用することなどを盛り込んだ今後の基本方針をまとめました。福島の反省をもとに原発依存を減らして新しいエネルギーにシフトしようという流れに逆行して過去に回帰する方針に舵をきっています。
岸田政権の進める政治はその方向性に危うさを感じます。このような政治にブレーキをかけなければなりません。タモリさんが「徹子の部屋」で発言したように「来年を新しい戦前の年」にしてはいけません。
私自身、来年は正念場の年と考え、しっかり頑張ってまいりますので、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
来年が皆様にとりまして幸多き一年となりますようご祈念申し上げます。
それでは良いお年をお迎えください。