当事者視点で

今日の議会は厚生常任委員会。被災者のすまいの再建加速化事業や、来年度から国民健康保険の財政責任が市町村から県に移行することなどの課題について議論した。

午後からは南地区保護司会の研修会。NPO法人オリーブの家を運営している青木理事長の話を聞いた。オリーブの家は刑期を終えて出所してきた受刑者の社会復帰を援助する自立準備ホーム。青木理事長はかつてはヤクザの世界に身をおき、人生の半分は少年院や刑務所に入っておられた方で、受刑者が立ち直ろうと思っても帰住先、定住先が見つからず路頭に迷い再犯につながらないようにと施設を立ち上げられた。そんな理事長の熱い思いで運営されているオリーブの家の存在は私たち保護司にとって心強い。当事者の視点で運営されているオリーブの家の活動を応援していきたい。