RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

じゃくし雨か?たまじゃ雨かは最大じゃ雨地域に託す

2009-06-27 16:56:22 | なんだろう?

(じゃくし雨は雲でなく田んぼから降る)


産直野菜と米をいただきました
皆様 まことに有り難うございます
本当に助かります。

たまねぎと米は佐賀産で友人ソンさんから
半分食べちゃったけどジャガイモは
多分長崎産で義姉さんから
ゴーヤと大葉は自転車君の母様作
だから福岡産







この大きさを見て欲しい!!!
手前の小さなジャガイモが
スーパーの普通サイズ
ねっ?
すご~く おっき~いでしょう
ジャガイモも玉ねぎも特大でしょ
何でこんなに違うのか?
土なのか?
収穫時期なのか?
品種なのか?
知りたいなあ
ありがたいなあ
1っこで二個分以上はある
感謝 感謝
玉ねぎの丸焼きに挑戦して見よう
「こら!ちゃんと料理しなされ」
「でも・・・メニュウが思いつかないの」


(めだか雨が降るなら大鉢で受け止めたい)

水無月
空梅雨の福岡には振って来ないのだろうか?
おたまじゃくし
降っても困るけど
空からファフロッキーズ~と降ったという
梅雨ではなく
じゃくし雨 と呼ぶか
たまじゃ雨 と呼ぶかは
最大たまじゃ雨〔仮名〕地域に決めてもらおう
そんな頃
燃えよカンフー(デビット・キャラダイン)は天に昇った
マイケルジャクソンも天に昇ったのか?
月でムーンウォークで歩いているのか
スターの人生も楽しいものではないようだ
誰も彼も生きていくのは辛いのだ
本当の幸はどこにあるのか
「そんなことはない!」
と言える人はそこそこ幸せだ


(門戸を映す扉に挨拶してみた日)


思えば恥の多い生涯でした
人間失格
太宰ブームで桜桃忌は
盛り上がったのだろうか?
人間合格にはほど遠い人生であっても
人は不合格の人生を歩まねばならず
だが
誰が合否を決めるのか?
なんとなく
誰彼となく
人生を否定されている気になるのは
(鬱)への招待なのかも知れない
まじめに生きてきたというのに
お前は
人間不合格だと言われている気がするのは
何故なのか
いつもよりテンション高く喋った後
何故かいつも奈落に落ちる
人生はジェットコースターのごとく
地上から地下へ

空を切り 身を切り 心を切る
きる きる みきる
散る 散る 身散る

青い鳥は死にました
死にながら
たまねぎを剥き
じゃがいもを茹で
ゴーヤを刻み
米を研ぐ
昨日の続きだから
今日も生きるだけだ





眠らない夜
今夜は何を読もうか
子供時代に読んだ本を読もうか
秘密の花園・小公子・小公女
クオレ・三銃士・若草物語
赤毛のアン・岩窟王
あるいは漫画三昧
手塚治虫・白土三平・ちばてつや
萩尾望都・大島弓子etc

そうだ!
北杜夫を読もう!
なつかしさがこみあげる一人だ
数十年前日本の本を読むという
事はじめの作家は北杜夫だった気がする
どくとるマンボウシリーズ
船乗りクプクプの冒険
「高みの見物」はゴキブリ版「我輩は猫」的
ユーモア小説だったよ
確か

トーマスマンに心酔する躁鬱病の作家
医者で自称貧乏性であまのじゃく
北杜夫

名作『楡家の人々』は途中までしか読まなかった
名作『幽霊』は読んだが
内容は最早思い出せない
とうとう
『マンボウ遺言書』って題のが
数年前に出てた
それが文庫になっていた
読んでみよう



『僕が世間のために役立った唯一のことは、
なだいなだ君にいわせると、
躁鬱病を一般に認知させるために
役立ったことだと言われた。』
と書いてあった


確かに
るるも北杜夫作品を読む事で
躁鬱病なるものが
どのような感じなのかを知った
その後
高校生の時に母が再婚した相手が
まさしく躁鬱病のお医者さんだった
から
実際何年か一緒に暮らして
もう少しだけ躁鬱病の知識は増えた


だから
「マンボウ遺言書」を読んであげなきゃ
ケリがつかないでしょ
なんのケリよ!
見てみたら

遺言書のあともまだ執筆してたわよ

マンボウ夢草紙 実業之日本社、2001(改題:マンボウ夢のまた夢・新潮文庫)
マンボウ最後の名推理 青春出版社、2003
マンボウ阪神狂時代 新潮社、2004 文庫
どくとるマンボウ回想記 日本経済新聞社、2007「私の履歴書」に掲載
マンボウ最後の大バクチ 新潮社、2009 

多分
82歳だと思うがんばりすぎよ!

これらも読まなきゃ
ケリはつかぬけど
とりあえず
ドンブラコ節を拾う事が
私のケリです





今日の拾い唄

マンボウマブゼ共和国・文華の日
に歌う国歌である
(~北杜夫著・マンボウ遺言書より~)

小っちゃな舟に寝ころがって
おいらはあおい海原を漂っているんだ
ドンブラコ ドンブラコ
ドンブラコ
星くずが間近く額にかぶさる夜には
大きく瞳を瞠いて
遠い懐かしい風景をそっと想ってみるんだ
泣こうたって
とうに涙なんか涸れちゃったんだ
ドンブラコ ドンブラコ
ドンブラコ

灰色の波頭がたかく砕ける日には
とめどない海がおいらの心をしめつけるんだ
どんな思想も価値も栄光も
おいらにゃもう要らないんだ
ただ可愛らしい子供になって
陳腐な守唄に寝かされたい
それゆえ破れかけた帆をあげて
むかしおいらが住んでいた
星くずの沈む海の涯に恋がれるんだ
ドンブラコ ドンブラコ
ドンブラコ

それにしてもこの小舟は
知らず知らずどうしても逆さまの方へ流れてゆきやがるんだ
まあるい空の下のひとりぼっちの漂流だ
その空に涯しない暦が織られ
ああ おいらは泣いているみたいだ
ようやく涙が色褪せる頃になると
おいらは帆柱に掴まって昏れてく海原を見つめるんだ
すると美しい波のうねりが
ふしぎに優しくおいらの小舟を揺りあげるんだよう
ドンブラコ ドンブラコ
ドンブラコ




(今朝庭で暴れていた鳥が言った)




(ほら!あんさん飛びなはれ!)