(ふうせんとわた)
残念ながらディープインパクトは3位に敗れましたが、その美しい走りと、
ロンシャン競馬場のグリーンの美しさに見とれてしまった、RURUです。
レディーはこの日帽子を被って行くと、入場料が無料になるとか、
10月の第1日曜日いつか帽子を被ってフランスに行こう。
ところでディープは飛行機でフランスまで行ったんだよね?座席指定?。
やけに掃除機の吸い込みがいい月曜日、これは先日の「幻の梅酒事件」の
日に酔っ払った掃除機を解体して風呂にいれて天日干ししてやったから、に
ほかならず。
電気トロールじゃなく家電たちもたまには水あびをさせてやって下さい。
きのう独り言の話をしたけど、最近うちの炊飯器はぶつぶつ独り言を言うように
なった、米を炊き上げる途中と、保温中の独り言は違っていて、今だ解読不可
なのだが、もしかしたら風呂に入りたいのかも知れない、検討してみよう。
テストテストといばるなよ
こくごがちょっとだめだって
ぼくはねこごがわかるんだ
ーみゃ みぃ みゅ めぇ みょ
「けんちゃん あそぼ」ということさ・・
(内田麟太郎きんじょのきんぎょより)
炊飯器語もわかるかい?
今日の新聞にドイツの環境保全直接支払い制度「MEKA」のことが載っていて、
ドイツ農家の80%が参加しているこの制度は、環境保全に関するさまざまな項目
を点数化しそれを実行する農家には、政府からの直接支払い金を受けることができる
制度で、効果も顕著、草地減少率3分の1に鈍化、農地への化学資材投入量、
人体に危害を及ぼす硫酸塩流出量の大幅削減、またその景観を愛する観光客の
環境への配慮から普通の肉より高価な牛肉や、濃縮還元ジュースなどの販売量も
増加している、消費者が自由に農場を訪問できる「ガラスばり生産の日」を農民連盟
が設けたり、兵役免除で若者が1年環境保全的な農家や環境NPOへの体験学習を
促進する制度「環境ボランティアの1年」(生活費の1部を政府が負担)もある。
失業率11.7%という不況下で青年の就業対策の一環で生まれた仕組み。
この研修に参加した20才の女性は「以前はオフィスワークを華々しい仕事と
あこがれていたが今は、身体をつかって、美しい環境や景観を守る仕事が
重要だと思うようになった。」と成果も上々、こういう制度は基準つくりが難しく、
保全が成果を挙げていくとともに、基準もレベルアップさせていき、当たり前
のこととして位置づけていかなければならない。
こういった制度を実行でき、成果をあげるドイツはすごいと思う。
日本も防衛費の予算を減らして、戦闘機買わずに、「環境を買う」という方向で
取り組んで欲しいなあ。就業制度はニート対策にもなるし、もしかしたら引きこもり
対策にもなるやも知れず、かっこいい職業としての林業や農業の普及は、
やっぱり「美しい日本」づくりのこれからのテーマだと思う、ねえどう思う。
西日本新聞のまわしものと思われそうですが、今日の新聞にはいい言葉が満載
詩もいいので拾います、趣味だから。
十月の空の下で 吉田美和子「子午線」同人、長崎市雲仙
一日の始まり
台所の窓を開けると
朝の やわらかな陽光を受けて
目の前を 島原鉄道の一両車が走り抜ける
線路の向こうに見えるのは 神社の境内
そこには 枝を広げた銀杏の大木
傍らには 首をかしげたコスモスたちが
さわさわと 吹く風に揺れている
その先は 黄金色の実りを喜ぶ稲穂の波
そのずっと先は 穏やかな有明海
そのまたずっと先は なだらかな多良岳
澄んだ風に誘われて しばし 外に出る
そこかしこに 一気に顔を出した曼珠沙華
私を忘れないでと 天に向かって
無数の赤い手を 振っている
空が より高く より遠くへと 旅立つ秋
私に 手の温もりを残してくれた
愛しい人びとを 想い出す
風が 耳もとをすり抜けるたび
過ぎ去った日の 懐かしい声が聞こえる
私の周りで 楽しげに戯れていた子らも
それぞれの地で それぞれの歩みを始めた
あと幾度 この地で私に訪れるのだろうか
深まりゆく季節の やさしい時間
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