RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

花釣りで釣った魚で猫を釣って落款を押す日

2007-10-09 14:06:31 | ぼちぼちですわ

(苔むすほどワシは年取っちゃおらんがね・・・どてかぼちゃ君)


ゆんべの深夜に
やふからぼうに
あざあざあざあざと降る雨の
音を寝床で聞きながら
こうやって一雨降るごとに
秋が空気に浸透して
じわじわじわと深まってくる
なにか
田畑のまわりをのそのそのそと
髭をはやした秋の精霊が
恵みの種を大地に運び
われもわれもわれもと
実をつけて
ぽんぼんぽお~んと
ポップコーンのようにはじけるのだ
ありがたやあらたまやたまやで
神無月
神は無くとも身は育つ
巳は実は育つ
魅は育って
はじけろはじけろ秋

だいぶ昔
藤原新也のエッセイで
バリ島で花を食う魚がいると聞き
色とりどりの花をかばんに詰めて
釣りに出かけて
花を釣り針につけて釣り糸を垂れ
見事、空心菜という白い花で
アグンという魚を釣ったという
「花釣り」の話が印象的で忘れられない

花で釣った魚をエサに
猫を釣って
いやイルカを釣って
そしてペンギンを釣って
釣った獲物の腹に
花文字でデザインした
吾の落款を押しておく
盗まれても吾の獲物とわかるように
いやいやキャッチ&リリースで
逃がしてやるさ
でも花文字るるの落款は消えないのさ
それが何って?
それだけの話です

この夏の終わりから秋の初めにかけて
どうも考えがまとまらない
思考的スランプである
口から出てくる言葉が空々しい
黙っていられる人間がうらやましい
(誰とは言わないけど・・・。)
言葉なんておぼえるんじゃなかった
面倒に面倒を塗り重ねる
そういうことでしょ
言葉って?
ジプシー猫たちがうらやましい
猫になりたいなどというと
必ず一日中寝ていたいぐうたら願望でしょ
といわれたり
しょんべんくさい猫になりたいとは
変ってるね!?
と言う犬好きのやつもいるだろう
人間ほどしょんべんくさい動物はいない
というのにさ
お前がいっちゃんしょんべんくさいぜ
と言ってやりたいがそんな勇気は無い


(連続的相互作用のダイナミズムを表しているのよ・・・ふん)

猫族ほどしなやかな肢体をもっている
種はないとおもう
動きが美しい無駄が無い
獲物をみつけてとびかかる様は俊敏なだけでなく
芸術的波動を空気に与える
それにしても
ああそれにしても
脳みその量が少ないでしょう
猫の額っていうじゃない!?
などというやつもいる
君の脳みそがなんぼのもんじゃ
だいたい比率の意味もわからんのか
それに脳みそは分量できまるのか?
大きいほうがかしこいのか?
そうじゃないだろ~が
猫の脳みそに失礼じゃ
人間がなんぼのもんよ
地球はだれのもんよ

さあ~て
明日もなんとか生きていこう
しょ~もないひとりごっち
を呟きながら


(現実は可視的な形態と非可視的な形態として絶え間なく作用しあっている力の
2つのカテゴリーから出来ているのさ・・・BY三獣士・ゴンザ&トラ&ピッチ)



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