るるの好きな色は、薄墨色の中に飛び散る和の朱とグラデーションで微妙に濃く
なっていく和の灰黒。藁色あるいは砂色に明るい月見色がまざったのとか。
コルビジェの溺れた海の砂の色?どんな色やろ。
(写真はるるのおかん作の手づくり人形)
ニースから東にモナコを過ぎ、
20キロほど離れたところに
カップ・マルタンという半島に
ル・コルビジェの終の棲家が立っている。
単なる丸太小屋らしいが見てみたいなあ、
彼の唯一の愛着は地中海にある
形と光を支配する女王なのだという、1965/8/26
水浴中のコルビジェは心臓発作で逝った。
太陽に向かって泳いで死ぬことを夢想していた。
望みどうりに逝ったに違いない。
コルビジェとは関係ないが、
今日は何故かケルトな気分、
ギネスビールをくれよ。
映画「ライアンの娘」で
主人公ライアンの経営するパブで、
村人たちがうまそうに飲んでいたのがギネスビール。
「アイルランド生まれのギネス・スタウトビールのビンが、
恋に落ちる娘を見守る。
ケルトな気分はアイリッシュトラッドへと向かう?・・・。
「U2」のアルバム「WAR」を聞いた後、
ヴィムベンダース20作目の監督作
「THE MILLION DOLLAR HOTEL」のサウンドトラックを聞く、
なぜならU2全面参加のアルバムでええのや、ええのや、
めっちゃええのや。
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の後
この監督は「ミリオンダラーホテル」に続くわけで、
ロサンゼルスのダウンタウンに実在するホテルを舞台に、
人間の病理と葛藤と善と悪とそして壊れそうにもろい愛を
混沌の中に描く、ファンタジーなのかなんなのか、
そんなことはどうでもいい、かなり好きな映画と
そして音楽この映画の原案はU2のボノだというから
るるはますます了解したわけである。
2曲目の「NEVER LET ME GO」BONO AND THE MDH BAND
が特に好きだ。
曲によってU2とこの映画のために組まれた特別結成の変則バンドが
演奏している。
「われわれはもう後戻りできない」とボノは言う、
逃げたり目を背けたりすることは不可能だから
混沌にこそ生きる光を見て、すべてが猥雑に交じり合う場所を歩こうと。
打ちのめされ、踏みつけられ、不毛の平原に立つ僕ら、
だけどそこに愛を築きあげよう。
愛を燃えさからせよう、そこはまだ名前がついていない通り、
そこへ行くときそのときは君と一緒だ。
そう歌う「ホエア・ザ・ストリート・ハヴ・ノー・ネイム」の
メッセージと共に
この映画の原案を着想したと解説にありましたが、
名前のない通りはなぜかるるは海へ続いているような気がするわけです。
この大地はケルトの大地なのかなあ、子供の頃から見聞きした
お話のルーツはアイルランド神話というか、ケルト民話というか、
土着性の強い大地につながるのだもんね、アーサー王に始まり、
ムーミンの先祖で隣のトトロも妖精トロルだし、
夏の夜の夢の妖精パックにピーターパン、人魚伝説、
ロミオとジュリエットはトリスタンとイゾルデ、
火を吐くドラゴンもロビンフッドも (Toan MacKarel)
トアン・マッカラルはアイルランド神話の
語り部と言われる伝説上の人物で、トンマッコルへようこそ?
なのかしら、指輪物語もそうよね、ガリバーもさ。
ドリアングレイの肖像やサロメを書いた、
オスカーワイルドもアイルランド生まれ、
彼の童話「巨人の庭」の話が好き。
彼の両親はケルト民話の研究者で、
父は医者で母は詩人でもあったらしい。
シャーロックホームズのアーサー・コナン・ドイルの
伯父さんのリチャード・ドイルって人も
アイルランド出身で、第1級の妖精画家だったってさ、
面白いのはコナンドイルは妖精が実在するって信じていて、
そのことを雑誌に書いて、「コティングリー妖精事件」っていって、
当時彼の世間での信用をがた落ちさせたって、
その事件を題材にした「フェアリーテイル」って映画があるそうです。
それからケルトスピリッツといえばエンヤの歌だよ、
どっか妖精が住み着いてるような声だしね。
ああケルトな夜も更けたし
砂糖壺の中の妖精達が起き出すから、人間様は寝よう。
なっていく和の灰黒。藁色あるいは砂色に明るい月見色がまざったのとか。
コルビジェの溺れた海の砂の色?どんな色やろ。
(写真はるるのおかん作の手づくり人形)
ニースから東にモナコを過ぎ、
20キロほど離れたところに
カップ・マルタンという半島に
ル・コルビジェの終の棲家が立っている。
単なる丸太小屋らしいが見てみたいなあ、
彼の唯一の愛着は地中海にある
形と光を支配する女王なのだという、1965/8/26
水浴中のコルビジェは心臓発作で逝った。
太陽に向かって泳いで死ぬことを夢想していた。
望みどうりに逝ったに違いない。
コルビジェとは関係ないが、
今日は何故かケルトな気分、
ギネスビールをくれよ。
映画「ライアンの娘」で
主人公ライアンの経営するパブで、
村人たちがうまそうに飲んでいたのがギネスビール。
「アイルランド生まれのギネス・スタウトビールのビンが、
恋に落ちる娘を見守る。
ケルトな気分はアイリッシュトラッドへと向かう?・・・。
「U2」のアルバム「WAR」を聞いた後、
ヴィムベンダース20作目の監督作
「THE MILLION DOLLAR HOTEL」のサウンドトラックを聞く、
なぜならU2全面参加のアルバムでええのや、ええのや、
めっちゃええのや。
「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」の後
この監督は「ミリオンダラーホテル」に続くわけで、
ロサンゼルスのダウンタウンに実在するホテルを舞台に、
人間の病理と葛藤と善と悪とそして壊れそうにもろい愛を
混沌の中に描く、ファンタジーなのかなんなのか、
そんなことはどうでもいい、かなり好きな映画と
そして音楽この映画の原案はU2のボノだというから
るるはますます了解したわけである。
2曲目の「NEVER LET ME GO」BONO AND THE MDH BAND
が特に好きだ。
曲によってU2とこの映画のために組まれた特別結成の変則バンドが
演奏している。
「われわれはもう後戻りできない」とボノは言う、
逃げたり目を背けたりすることは不可能だから
混沌にこそ生きる光を見て、すべてが猥雑に交じり合う場所を歩こうと。
打ちのめされ、踏みつけられ、不毛の平原に立つ僕ら、
だけどそこに愛を築きあげよう。
愛を燃えさからせよう、そこはまだ名前がついていない通り、
そこへ行くときそのときは君と一緒だ。
そう歌う「ホエア・ザ・ストリート・ハヴ・ノー・ネイム」の
メッセージと共に
この映画の原案を着想したと解説にありましたが、
名前のない通りはなぜかるるは海へ続いているような気がするわけです。
この大地はケルトの大地なのかなあ、子供の頃から見聞きした
お話のルーツはアイルランド神話というか、ケルト民話というか、
土着性の強い大地につながるのだもんね、アーサー王に始まり、
ムーミンの先祖で隣のトトロも妖精トロルだし、
夏の夜の夢の妖精パックにピーターパン、人魚伝説、
ロミオとジュリエットはトリスタンとイゾルデ、
火を吐くドラゴンもロビンフッドも (Toan MacKarel)
トアン・マッカラルはアイルランド神話の
語り部と言われる伝説上の人物で、トンマッコルへようこそ?
なのかしら、指輪物語もそうよね、ガリバーもさ。
ドリアングレイの肖像やサロメを書いた、
オスカーワイルドもアイルランド生まれ、
彼の童話「巨人の庭」の話が好き。
彼の両親はケルト民話の研究者で、
父は医者で母は詩人でもあったらしい。
シャーロックホームズのアーサー・コナン・ドイルの
伯父さんのリチャード・ドイルって人も
アイルランド出身で、第1級の妖精画家だったってさ、
面白いのはコナンドイルは妖精が実在するって信じていて、
そのことを雑誌に書いて、「コティングリー妖精事件」っていって、
当時彼の世間での信用をがた落ちさせたって、
その事件を題材にした「フェアリーテイル」って映画があるそうです。
それからケルトスピリッツといえばエンヤの歌だよ、
どっか妖精が住み着いてるような声だしね。
ああケルトな夜も更けたし
砂糖壺の中の妖精達が起き出すから、人間様は寝よう。
ケルトの古代からの伝統文化が他民族の征服を逃れて今も受け継がれている土地です。
「キリスト教の礼拝」とは言いながらも、純粋なそれではなく、
土着の多神教の神々への祈りもちゃんと行われていました。
ところで、季節の4大祭りは日本で言う立冬、立春、立夏、立秋に当たるものですね。
また、「浦島太郎」や「瘤取り爺さん」に良く似た話も伝わっています。
このようにケルト文化には日本文化との共通点もあります。
ケルトの伝承物語の採集者は、
ドニゴール地方で語り部の話を録音して書き取りました。
ケルト人は元来、文字に残すことを拒んできた民族なので、先祖からのこういった遺伝子が受け継がれているのでしょう、知られていないことがまだ多くあると思います。
ケルトの研究者?
浦島太郎や瘤取り爺さんもルーツは
ケルト民話なんですか?
とても興味深いです。