RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

人生は愛の目的地までのデティール

2006-12-07 14:50:08 | こんなんどう?

(ミルキーはママの味)

夕べは朝まで結局眠れず、まあ溜まったビデを見つつ、起きていた。
雨の音が一晩中聞こえていた。
ビデオは先日登場した例の孫悟空さんおススメの「吉田類の酒場放浪記」
と「ラッカワナブルース」というアメリカ映画
酒場放浪記は品川の飲み屋だった.
「ほんま」ってお店で、まずキンミヤ焼酎のホッピイ割を頼んだ類おじさん
焼酎がジョッキに9割注がれていて、「こんなんアリー?」とのたまうと
ほんまの親父は「ありよ~モハメドアリよ」と答える、駄洒落天国
出てくる居酒屋メニュウは全部おいしそうで、ほんまにほんまへ行きたくなった
牛ハラミの串焼き、絶品と思わず叫んだ白い和牛煮込み
ごま油と岩塩で食べる早い者勝ちの、牛レバさし(レバーダメだけどおいしそうだった)
網の上で焼かれているのは、鴨?・・・カモ?とこれもおいしそう
カレーの隠し味はバナナらしい、つき出しは鮭とほうれん草の胡麻和え
(よだれ)品川に住むあなたすぐに行きなさい

「ラッカワナブルース・街角の女神」って映画はR・Sハドソンって人の
自身の少年時代の話らしいんだけど、アフリカ系アメリカ人が住む
ラッカワナ地区を舞台に描かれた、ノスタルジックな人間群像劇で
アフリカ系とヒスパニックのハーフの少年が、両親の事情で育てられなくなり
養子として育ててもらったナニーママと、その下宿人たちとの生活を描いていて
とってもハートフルな映画だった。
映画の中で黒人達がクラブで歌い踊るシーンがあって
彼らのファッションへのこだわりは、靴だっていうのがなぜかなんか妙に納得。

ラッカワナで歌われていた歌は
ビートのきいたこんなの

俺の彼女はデカ足で
ひょろ長い身体には起伏がない
だけど愛している
だって名前がカルドニアだから
カルドニア
カルドニア
なぜ強情なんだ
だけど愛してる大切な女
だって名前がカルドニアだから
ママは彼女と別かれろと言う
あの女はお前にふさわしくない
ママはわかっていない
彼女に聞きたかった
もう一度
なぜ強情なんだ

とか

車にガソリン入れて
走り続けてくれという
愛の目的地まで
止まったら一押しを頼む
愛の目的地まで
橋を渡り丘を登り
オーバーヒートは二度だけ
1マイルがんばればそこは天国
彼女が待つ町を目指して左折に右折
愛の目的地まで
愛の目的地まで
止まったら一押し頼む
愛の目的地まで

とかね、描かれているのは
「ウイスキーと小便と血の臭いのする
騒音と狂乱の世界の住人たち」と言う台詞があったがけど
彼らを見守る、ハートが熱いナニーママなのだ。

それはともかく、娘っこの修学旅行の残骸の洗濯物
バスタオルに水着を洗濯機に入れようとして広げたら
グレートバリアリーフの浜辺の砂がばらばらとバラバラと・・・。
おいおいあかんやろ、このまま洗濯機に入れたら機械が故障する
とりあえず風呂場で砂を落とし、砂を集めゴミ箱へ
ほんまに何にも考えとらん娘じゃ~、砂ぐらい、ちゃんと落とし
といてくれ~、こんな土産はいらんのよ

人生はこういう細かなデティールで成りたっとるのじゃ~
君らは大雑把過ぎる、もっともっと詳細を学べよと
言いたい、今日言おう。









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