RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

メタボリズム終焉メタボリック蔓延

2007-03-10 18:13:44 | せからしか

(花屋のミモザのイエロ~に春をもらおう

明日3月11日は珍獣パンダ発見の日
1896年にフランス人神父が四川省の奥地で・・・。
神父って布教活動のため世界中の奥地に行くのだろう・・ね?
パンダって本当に珍獣って思う絶滅しないことを祈ろう

絶滅って生物以外にもあるよね
例えば「メタボリズム」の終焉が近いという
とはいっても、メタボリック症候群のことではない
こちらは蔓延しているそうです
1960年代から始まった
「建築や都市は閉じた機械であってはならず、新陳代謝を通じて成長する
有機体であらねばならない」という日本初の国際的な建築運動のこと
その頃の「モダニズム建築」は今どんどん壊されつつある
建築年齢からすると30~50年ってとこ
まあるるの年齢に近いせいもあって
おいおい、まだ壊さなくてもいいんじゃないのっていいたくなるが

明治大正時代や昭和初期なんかの建築のほうが保存活動が盛んかも知れない
でも高度成長期に建築家や建築主達がどんな未来都市を
脳に描いていたかっていう、都市デザインの証拠物件だからね
まあでもいずれ形のあるものは壊れる運命にあるとしても
50年経たないものを壊すのは早いって気もする、
メタボリズム運動の意思は生かされてないしね
いくつかを新陳代謝させて、おいとこうよね
まあ個人的には白井晟一氏やアントニン・レーモンド氏や前川國男氏の
作品なんかはおいといてねって思う、個人的にはるるがもうちょっと
年取って日本一周の旅に出るころまではさ。

もしかして黒川紀章が東京都知事になったらそのへんが有利に運ぶ?
あ~立候補はその辺の裏では建築家協会の意思も作用してるのかも
違うか・・・。
まあ黒川紀章の建築を好きかって聞かれたら・・・好きじゃないって
答えるにしてもさ、好き嫌いとは別次元の話でね。

残す価値って事より残った価値って話しでいうと、今日の新聞に
福岡の警固教会{中村鎮(まもる)設計、大正と昭和にかけての時期に活躍}
の記事があった。
今年で築78年の建物で福岡沖地震でも被害がなく、高い耐震性をもつ
「中村式鉄筋困コンクリート造」といって独自の工法を考案した
コンクリートを流し込む際、一般的に使われる木製型枠でなく、
コンクリート製の型枠を用いることで耐久性、耐震性を高めた点が特徴
これはどんどん研究しなきゃね、地震国日本には大事よね。

なにが大事って人間を育てるのは棲む家を含む都市空間だからね
人間が人間を育てるって言うのは、人間が創造した環境が育てるってことよ
ブッシュマンだって今や飛行機で世界旅行してしまうんだし
自然環境は人間を育てるんじゃなくて、人間を原始の動物に戻すわけだから
けっきょく人間は人間であるがゆえに自然とはいやがおうにも闘ってしまう
哀しい生き物なんですね、いや傲慢な生き物か?どっちにしても
わずかに残る自然に原始の郷愁を感じつつも生き残る為に
時代、時代の
価値観を身につけてがんばろう、それしかない。
でも本当は何ものにも動じない塊(MASS)の魂がほしいけど。


墓にしてはでかすぎる
     ピラミッドに寄せて  (るる)


ただ 黙っている
ただ 黙って座り続けている
でかすぎるモニュメント
巨大な塊(MASS)
朽ちていくにはまだ暇がいる

ただ 恍惚と黙っている
ただ 朦朧として砂をまとい

純粋なのか簡潔なのか
同情の余地もない

ただ 無慈悲に黙っている
ただ 瞭然と大地の中

ファラオの声を沈殿させ
祈祷の声を封印させ

ビロウド張りの天幕の周りを
彷徨う風にも揺らぐことなく

ただ 黙って時を蔽う
だだ 黙って座りつづける


























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