お昼に、チョッパーを病院へ連れて行ってきました。
去勢手術再挑戦。
静脈注射(腕を毛刈りしてする普通の注射)が1番いいんだけど、
うちの王子くんは絶対に、絶対にやらせてくれないことが分かったので、
今回は診察台に乗ったところをすかさず!
先生がお尻に注射!
これで待合室で眠るのを待つわけですが、
フラフラはしてるものの、
物音がするとズサッ!!!と起きる。
仕方ないのでもう1本。
まぶたの重さと戦いつつも、
先生の気配がすると機敏に反応する。
麻酔が効いてきた証拠に吐いたりしたんだけど、
すごいです、もう意思の力だけで彼は寝ない。
ある意味超タフ。
30分たってもだめなので、先生は仕方なく筋肉注射。
多分王子の眠気はマックス近い。
それでもソファーから床に移すと、
「そんなこと頼んでません!」 (`Д´#)
と言わんばかりにソファーに飛び乗る。
ヘロヘロで起き上がれないのにいざとなるとこの火事場の底力。
先生も、もう降参という顔をしておいでだ。
さー
どうする?!
「もう診察台乗せて下さい、やります」
先生のたくましいお言葉。
チョッパーはもう断末魔の叫び。
喉の奥から搾り出すように泣き叫んで…
たまりませんよ。
結局エリザベスカラー付けられて、
大大大嫌いな電動バリカンで毛を刈られて、静脈麻酔。
ようやくおとなしくなるかと思いきや、
まだ叫んでる。 Σ(゜Д゜;)
「お預かりします」
と先生に抱かれて叫びながら運ばれていくチョッパー。
私と妹はその光景を見ながら、
1年半前にここで息を引き取ったルックに重ねてしまうのでした。
麻酔でよろよろと立てなくなったチョッパーは、
呼吸困難で意識朦朧としたルックに。
閉じたくないのにまぶたが下りてきてしまうチョッパーは、
最期の時のルックに。
ああ、これってトラウマだよなあと思いながら。
あのとんでもない絶望感がよみがえってくるのを感じました。
「これだけ嫌な思いさせられたら、うちらのこと嫌いになってさ、
もう触らせてくれないかもしれないね」
と妹。
先生にもそれは忠告されてたことです。
「そしたらまた最初から始めればいいよ」
助手さんに、明日引取りの時間、また連絡しますねと言われて、
「何時頃ですかね?」
と聞いたら、
後ろの診察室から先生の、
「今日迎えに来てもらうかもしれないから!」
ヽ(゜Д゜ )
という声が聞こえてきた。
確かに。
あの調子じゃあ、目が覚めてからも大暴れだろう。
しかも今度は痛みも加わるだろうし。
病院に多大なご迷惑をおかけするに違いない。
うーん、買い物に行こうと思ってたけど、
今日は自宅待機だな。
チョッパー無事に早く帰っておいでー