味わい一筆

季節感ある暮らしをいっしょに楽しみましょう

初カツオとえんどう豆の候

2015-05-12 17:15:45 | 食事・クッキングレシピ

 

 

 

 

 

爽やかな五月晴れが少し続くと、誰かに会いたくなるのか、親戚や知人を訪ねる機会が、先方もこちらも多くなる。

それぞれ皆、自慢の初物を持ち込み、食事しながら話が弾む。

そして今日、家に初カツオとえんどう豆が届いた。カツオは刺身に、その端っこはカルパッチョにした。大き目に切ったので鮮度も保て、ごちそうに見えた。 

 

この辺りではえんどう豆は、こさん竹と一緒に白だしで煮たり、ピースご飯にして食べている。

今日はそれに、「ずんだ餅」がどうしても食べたくなり、挑戦してみた。東北へのあこがれが、いつも私の内にあり、かつて旅行した時の食感が懐かしく、いつか作ってみたいと思っていた。

 

本当の「ずんだ餅」は枝豆で作るということだが、緑色がとても鮮やかなえんどう豆を活かしてみることにした。

 

作り方はいたって簡単、えんどう豆を、こさん竹と一緒に白だしで煮ている途中、まだ綺麗な緑色が残っている頃、そのえんどう豆をカップ1くらい取り出してつぶし、砂糖大さじ5杯くらいでこねた。

茹でた白玉団子にそれをからめると目にも美味しい「ずんだ餅もどき」が出来上がった。

 

それは、今日の食事会で一番長く説明したイッピンだった。(^u^)