最近地区の行事等でフラダンスを発表する機会によく恵まれる。グループの皆さんと一緒のステージなので、そう細かい表情には気遣いしなかったが、その時の写真を後で見ると華やぐ笑顔がない。私だけ無表情の時もある。
ステージをこなすごとに、髪飾りやレイは増えるのに気持ちが乗っていないことに気が付いた。
勿論、ダンスの振りに自信がないのも一因しているが、心から笑えてない自分がそこにいる。フラの曲が大好きでその曲に乗っているつもりでも笑顔がない。出かける時に心配事がある時もそうだし、心の奥に気になることがあっても吹っ切れてない感じがする。
ステージの寸前に立ち位置を確認したり、注意されるとますます萎縮する。みんなで、割り箸をくわえて笑顔の練習をしたこともあった。
性格的には暗い方でもないし、ネガティブな考えの持ち主でもない。真面目すぎるのかもしれない。
笑顔って難しい、空笑いでもいい、作り笑いでもすればもっと写真写りがいいのに随分と損をしている。
今や年金生活、あまり世のなか深刻に考えないで、楽になり、切り替える努力も必要なのだ。嫌なことを忘れる努力も必要なのかもしれない。
引き出しの片づけをしていて、児相時代に自分への進言として何回もコピーして使った書き物の原案が見つかった。悩みを聞いていくうちに、笑顔が失せてしまう自分への注意書きだった。
笑っている場合じゃないことが多い中、「大丈夫」と元気づける笑顔はいつでもどこでも必要だ。
これからは、自分に「大丈夫」と言い聞かせる笑顔を持ち続けようと、三割ほど美人に見えることを期待して、鏡の前で口角を上げ笑顔の練習をしてみた。
維持することができるかしら。( ;∀;)