東京都庭園美術館は、東京都港区白金台にある都立美術館です。目黒駅東口から近くて、徒歩10分くらいで行けました。
旧朝香宮邸(きゅうあさかのみやてい)とも呼ばれています。
パリに長期滞在した経験のある朝香宮鳩彦王が、アールデコの第一人者アンリ・ラパンに設計を依頼され、宮内省内匠寮の精鋭たちにより建築されたのだそうです。
一番印象的だったのは、本館次室(つぎのま)の香水塔でした。
茶道ではお香合は手のひらに収まるくらい小さい物なのに、びっくりしました。
説明によりますと、もともとは室内の噴水塔だったとか、それで、よく分かりました。
宮邸は朝香宮一家が退去された後、吉田茂によって外務大臣公邸(ただし外相は総理の吉田が兼務していたので実質的には総理大臣仮公邸)として使用されていたそうです。
その後、白金プリンス迎賓館として使用され昭和58年に都立美術館の一つとして一般公開されたとか。
ウィンタールームの床には市松模様など、さりげなく和のイメージも取り入れられています。
茶室のある日本庭園、広い芝生の洋風庭園をひと回りして大都会の初夏の早緑色の庭園を満喫できました。
普通に暮らしていたら経験できない素晴らしい建築や庭園、ぜひご覧になってください。(^^♪
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今日も皆さまに、いいことありまように・・・。