この連休にどうしても行きたかった日本三大秘境、(岐阜県の「白川郷」、徳島県の「祖谷渓」に並ぶ)の一つとされる椎葉村に行ってきました。
平家落人伝説のある椎葉村は、山深い奥地にある隠れ里みたいな静かなところでした。
東九州自動車道の日向インターチェンジを降りて、一路椎葉村に向かいました。
椎葉村を目の前にして、道路改修工事中で12時まで全面交通止めのため早めのお昼をでいただきました。
椎葉村といったら、焼き畑で作られた蕎麦です。直ぐに椎葉蕎麦を注文しました。
手打ち蕎麦はとても素朴な優しい味で、疲れた味覚を癒してくれました。
偶然立ち寄ったのですが、椎葉村物産センター 平家本陣という観光パンフレットなどにも載っている有名なところと後で分かりました。
昔冠婚葬祭で用いられてきたという名物「菜豆腐」、も販売されていました。
まだ、家の冷蔵庫で出番を待っています。
やがて交通止めが解消となり、平家落人伝説の発祥の地、国指定重要文化財鶴富屋敷に向かいました。
ここ山奥深き里椎葉村には、平家落人伝説がひっそりと息づいています。
那須大八郎の妻となった鶴富姫の住まい「那須家住宅」、那須大八郎と鶴富姫の悲恋の舞台です。
大きく太い材料を使用した椎葉独特の型式で建てられています。
その建設技術からおよそ300年前と推察されています。
椎葉民俗芸能博物館の地下は図書館になっていました。
椎葉村は、民俗学の父、柳田国男先生ゆかりの地でもあり、歴史に詳しそうな方々が、熱心に書物片手に研究がてらの観光をされていました。
椎葉厳島神社裏手の遊歩道のハイキングコースを一周して、帰路につきました。
また、午後3時まで全面交通止めのため、椎葉村の途中から村道・長野飯干線に入って飯干峠の林道を走り、西米良村を経由して国道10号線に出る方法をとりました。
これが飯干峠までは、山肌クネクネの大変な難所でした。
西郷軍が敗走の際通ったといわれる崖っぷちの道、車は右に左に急ハンドル、ほっと一息ついたのは飯干峠、若葉の光る眺め、澄み切った空気にまたまた癒されました。
人生下り坂最高!とばかりに飯干峠から先の下り坂はさほど急カーブはなくだんだん明るくなっていました。
途中に綺麗な滝もありました。(ピンボケですみません)
みどり一色の風景に、こころ癒された旅でした。どうぞお出かけください。(^^)/
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今日も皆さまに、いいことありまように・・・。