日向市東郷町にある中島記念館は、メディキット創業者の中島弘明氏がかねて蒐集した著名な芸術家の絵画や陶磁器が数多く展示されていました。
案内してくださった方の説明が素晴らしくて、気持ちよく観賞できました。
日本画では、平山郁夫、東山魁夷、横山大観などのそうそうたる方々の代表的なものばかりで、圧巻でした。
洋画もルノアール、ユトリロ、ビュッフェなどを年に1~2回入れ替えられるとか。
日本の山間で、遠い外国の絵画を観賞するという、不思議な感覚に包まれました。
車に戻るなり、夫はこの美術館を紹介していただいた東京在住の友人に、お礼の電話をしていました。
道の駅で昼食をとりました。そば定食はそば本来の持ち味味が生かされていて、素朴な自然のご馳走でした。
それに店員さんもとても良い感じでした。
牧水生誕120年に合わせて新築された牧水公園内にある施設、若山牧水記念文学館に向かいました。
牧水の生い立ちの映像を拝見して、石川啄木との交友関係等もあらためて理解できました。
以前文京区に住んでいた頃に、石川啄木を研究されておられる方のお話を聞いた際、若山牧水のことを語られたことを思い出しました。
かつて牧水が眺めていた東郷町坪谷の自然豊かな風景の中で、近代文学の世界をゆったりと楽しむことができました。
お勧めです。(*^▽^*)