二月も下旬となり、祝い事の席も多い。花咲く季節に、手塩にかけ元気に育てた子どもたちの成長を祝い、親たちは精いっぱいのおもてなしをする。
受け継がれた「和の心」のおもてなしと言ったら、古い人間と思われてもやはり縁起良い鯛の尾頭付きの御膳だ。
久しぶりに鯛の尾頭付きの仕出し御膳を頂き、日本の祝い事は素晴らしいと思った。この日はお丸新茶屋の豪華な祝い膳だった。
もともと一昔前は祝い事の席は、自宅で仕出し屋さんのお料理でもてなすのが普通だったが、最近は、ホテルや割烹旅館で行うことが多くなった。
宮崎ではまだ自宅で仕出し屋さんのお料理でもてなす慣習が残っていて嬉しい限りだ。自宅でのおもてなしの席では、思考を凝らしたその家の十八番料理がよく添えられて雰囲気もまた和む。我が家は何を一品添えるだろうか。その日は忘れず添えることにしよう 。 (^J^)