「いし君」の晴遊雨読

雑食性・多趣味・お出かけ大好き症候群
(写真と文面は関係ありません)

写楽・幻の肉筆画展-A

2009-07-19 | いろいろ思う事

平成21年7月11日(土)⑤-4・・美術展見学
平成21年7月18日(土)⑤-5・・最終講座
       写楽・幻の肉筆画(江戸東京博物館)へ行ってきた。

これは東洋大学エクステンション講座(藤澤紫講師)の一環として美術展見学
この先生の講座は多分4回目・・毎回とても面白い講座

①これが新発見された扇面肉筆画
東洲斎写楽「四代目松本幸四郎の加古川本蔵と松本米三郎の小浪」
(仮名手本忠臣蔵・・二段目が描かれている)
大きさはA4程度
絵の価値は大きさで計る訳ではないが、こんな小さな1枚をよく発見した物だ。
          

②喜多川歌麿「歌撰恋の部 深く忍恋」
   髪の毛一本一本が見事に描かれている。向こうが透けて見える。
          
          

③上・菊川英山 風流夕涼三美人  文化(1804~18)   
   この絵の面白さは障子の向こうの影の描写・そして、真ん中辺り、少し障子が
    開いている、その間から向こうの部屋の中が実写で見える。細かい~~
  下・歌川豊国 両国花火之図    文化(1804~18)
    これは現代の新聞社カメラマンの目だ~~

      


④展のパンフ・・この内容は次のBで紹介する。
          


写楽・幻の肉筆画展-B

2009-07-19 | いろいろ思う事

江戸東京博物館( 解説パンフレットから )

写楽-幻の肉筆画展~2
日本美術の収集に全てをささげた男・グレゴリオス・マノス

19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパに赴任したギリシャ大使。

ジャポニズムに沸くパリやウイーンで一万点以上のアジア美術を購入しました。

ギリシャへ帰国後、同国政府にコレクションを全て寄贈。

作品はコルフ島にあった元イギリス総督府の建物で公開される事になり、これが現在のコルフ・アジア美術館となった。

写楽の真筆肉筆画扇面画発見 マノスの死後、コレクションは1世紀以上誰の目にも触れられる事も無く眠っていましたが、2008年7月、大々的な調査が行われ、東洲斎写楽の肉筆扇面画が発見されました。

本作品は写楽が版画での活動を終えた後に書かれたもので、謎の絵師写楽の実像に迫る大きな一歩となりました。

写楽の作品と断定された肉筆画が一般に公開されるのは世界で始めてのことです。

貴重な版画・絵画など全ての作品が初里帰り 調査ではほかにも喜多川歌麿・葛飾北斎らの新出浮世絵版画・さらに江戸城本丸にあったと書き入れにある狩野探幽筆「野馬図屏風」の摸本(原寸大)など絵画作品も次々と確認されました。 

本展はこうした調査の成果を紹介する物で、浮世絵、絵画など約120点が出品されます。


のうぜんかずら

2009-07-19 | いろいろ思う事

         のうぜんかずら(凌霄花)
ご近所で毎年咲く    
今年は特に見事に咲いた感じがする
この花が咲き出すと夏が来た~~~といつも思う

「のうぜんかずら」の名前は中々覚えられなかった。
「りゅうぜつらん」(龍舌欄)と言い間違えていた。
最近は一発で「のうぜんかずら」と言えるようになった。

写真は6月27日~掲載が少々時期遅れになりました。