「いし君」の晴遊雨読

雑食性・多趣味・お出かけ大好き症候群
(写真と文面は関係ありません)

⑭-認知症講座・県内金融機関も

2009-07-31 | いろいろ思う事
私、 [何せ、老人は初体験なもので~]

認知症サポーター講座の関連 
⑨・⑩の関連記事です。


   県内金融機関が始めた認知症講座相次ぐ

県内金融機関 地域貢献の一環

埼玉県内に本店を置く金融機関が相次ぎ、「認知症」について広く学ぶ

職員向けの講座を開いている。

高齢化が進む中、地域内の理解は不可欠と言われ、地域貢献活動の

一環として取り組む。

厚労省が進める「認知症サポーター養成講座」で、埼玉県信用金庫

(熊谷市)は22日、支店長代理ら約150人が参加して開いた。

9,10月にも開催する予定で全職員の約2割に当たる400人が参加する。

飯能信用金庫(飯能市)は7月23、24日に開き、計330人が受講した。

埼玉りそな銀行は今年6月に開催しており、武蔵野銀行も今後開く予定だ。

埼玉県福祉部によると、認知症サポーターは今年5月末時点で20448人。

2010.3月までに5万人を目指している。



平成21年7月25日(土)日経より抜粋

⑨-認知症を知ろう の講座から-1

2009-07-31 | いろいろ思う事

私、 [何せ、老人は初体験なもので~]
下記講座に行って来ました。

認知症サポーター養成講座

7/17(金)  14:~
朝霞市産文センター
講師 峰岸 理子氏


「認知症を学び  地域で支えよう」から
(認知症サポーター100万人キャラバン)

あなたは「認知症」の事を知っていますか?
ええ~~あの・・・・「認知症」でしょう
あの、お年寄りの~~~~
それ以上答えられますか・・・

第1部-1

◎概要
*参加者・・老若男女 
    色々な年齢層の方が参加
    そのの部分はサポートするよりサポートされる側
    近い人(私も含めて)   も大勢参加していた。

*年齢層・・老
の部分の人達は
   ・私はまだまだその様なもののお世話にはなりません、の目線の人と

   ・私は近いうちにお世話になるかも (本人・そして身内の高齢化も含て)
    いずれかの考え方・立場を持った方の参加だろう。
   
*「認知症」・・「ぼけ」「痴呆」 と言う言葉から変化したが、
  その言葉が先歩きして、世の中 「認知症」に対して分かったような、
  分からないような。
  社会へ「認知症」を認知させようとした企画。

*老々介護→介々介護→認々介護→独居
    いまや、家族は核家族化が定着し、しかも長寿社会となり
    隠れ「認知症」の数が増大している。
    しかも、「認知症」の人は寝込むほどではない・ある程度生活が
    出来る場合は医療施設は社会的入院だとして受け入れを拒絶する。
   その他の施設も高額・数が少ないなどで在宅介護と言う美名の下で
   その地域や家庭が受け入れる準備も知識も無いまま
放り出される。

*それは行政の仕事? 
   先ず、取り合えず、「認知症」を少しでも理解した人が身の回りに
 いて、個々の目・近所の気遣い・地域の心遣い、そして行政の行動
 を創り出す。
 そのことで、「認知症」を家の中に閉じ込めず、健常者(この言葉
 好きではないが)と共に安全、快適に暮らそう~~

*「認知症」を理解・・言葉としてはとても美しいが、現実は
  例えば歯が痛い・・お互い経験があるから痛みがある程度は
   理解できる。
  しかし、「認知症」と思われる人との会話と理解は未体験の領域

社会に100万人の目が「認知症」を見守る体制を作りたい。
  ~~その様な趣旨の講座と理解した。

高齢社会から高齢社会そして超高齢社会
   超高齢社会は全国民が初体験なのだから、その対応がよく分からない。
   市民はどのようにこの事案に向き合えばよいのか戸惑いがある。
 (平均寿命  女86① 男79④ ○は世界の順位)

*自分もそのうち
  世の中には 子供 青・壮年 老人が共存し、皆がお互いを分かった
   様な気になって日々暮らしている。
   若い人は、自分は老人、まして「認知症」などに関係ない、と思っている
   人が大勢いるだろう。
  でも、あなたの父母・祖父母は何年か後には「認知症」になっている
   かもしれない~~非常に高い確率で
    そして、身近に「認知症」はいるんだよ・・と
  我々に教えてくれる講座だった。


◎講義内容
特に医学的な専門知識を要求する内容ではなく
その症状を少しでも理解し、市民としてどうサポートするか

 

第1部-2へ続く







⑩-「認知症」を知ろう の講座-2

2009-07-31 | いろいろ思う事

私、 [何せ、老人は初体験なもので~]

第1部-2
「認知症を学び  地域で支えよう」から
(認知症サポーター100万人キャラバン)

1-「認知症」への理解
①「認知症」とはどのようなものなのか
②どのような症状なのか
③どのような障害があるか
④行動と心理とその支援
⑤診断・治療
⑥予防
⑦接するときのの心構え
⑧現に介護している当事者の気持ち

2-「認知症」サポーターとは
①サポータができること
「認知症」と思われる人を施設へ送り込むだけではなく、社会で共存
する為の手助けをしましょうよ!!~~
と言う事への理解と自覚と行動に対する解説講座

問題点・・
 下線部分・・冊子には「認知症」の人への対応~~と限定しているが
 我々がもし街で見かけても看板背負って歩いているわけではない。
 「らしき」「思われる」で推察し、対応をしなければ・と、思ったので
 思われる人と書き換えた。


 
 「認知症」と思われる人への対応の心得
”三つの「ない」”
  1・驚かせない
  2・急がせない
  3・自尊心を傷つけない

*具体的な対応の7つのポイント
1・まずは見守る
2・余裕を持って対応する
3・声を掛けるときは一人で
4・後ろから声を掛けない
5・相手に目線を合わせて、優しい口調で
6・おだやかに、はっきりと
7・相手の言葉に耳を傾けて、ゆっくり対応

*私的な結論
 
私はこの講座の要約を書くに当たって患者・病の言葉を使わなかった。
  
 人間が歳をとるということは「認知症」になる事は自然の流れだと思う

  
 医学の発達が人を長生きさせ、多くの人の寿命が延びた。
 
 だからと言って人は永久に生きるわけでもない。
  
 いつかやってくる終着駅の一つが「認知症」であって、それは「認知症」
 言う患者ではない。

  
 「認知症」も普通の存在・当たり前の存在であり、いつかは死ぬ人間の
 行き着く姿ではなかろうか。
 
 

第2部
「振り込め詐欺の被害防止」の話
朝霞警察署 生安課長

この人の話も面白かった。

何だか肝っ玉母さんのような課長(女性)

面白かったと言う事は自分は他人事、第三者の耳で、目で
聞いていたような気がする~~

それは「いし君」が・・・俺は大丈夫だ~~と自負している証拠

自分自身がいつ被害者になるか 判ったものではない~心すること

「認知症」と「振り込め詐欺」の関連も大いにあるだろう。