「八転び七起き」の人生

「七転び八起き」の間違いではなく、現在八回目の転倒から起き上がろうともがいている男の「人生の回顧録」です。

私は怖い人?

2010-04-04 | 日記
今に始まったことではないのだが、世の中には私を「怖い人」だと思っている人がけっこういる。
昔から誤解されやすいタイプで、初対面の人には「真面目で几帳面で冗談など言わない怖い人」だと思われることが多いのだが、実際に話してみると「エッ?!」と思われることが多いのだが、中には第一印象だけで決め付けて、私が何気なく口にした言葉を悪い意味で受け取ってしまう人も少なくないのである。
更に困る事は、外見から、私が「お金に困らない裕福な人」だと思われてしまうことである。
子供の頃から「不安な気持ちが表に出ない」と言う傾向が強く、内心は不安で一杯なのに「傍から見ると落ち着いている」と見えるようで、18歳の時生まれて初めて長野県の白馬まで長距離の一人旅をしたときの事だが、たった一人で全く知らない土地に始めていく不安で一杯の私に、たまたま向かいに座っていたおばさんから「あんたずいぶん旅慣れてるねー!」と言われたのだが、不安な気持ちを正直に話したところ「ぜんぜんそんな風に見えないよ」と言われてしまったが、50過ぎて初めて海外旅行(上海)へ行った時も、初めて乗った飛行機の隣の席の人に「初めて飛行機に乗るのですが、何回ぐらい乗ったら慣れますかねーー!」と聞かれてしまい、「私も初めてですが」と言うと「エッ?」と言って驚かれてしまった。
その人によると、私は相当海外旅行をしているように見えたそうで、「とても初めて飛行機に乗る人とは思えなかった」のだそうである。
また、30くらいの頃は「取締役営業部長」と言う肩書き(部下は待ったくおらず、肩書きだけ)で、社員が200人以上いる中堅の不動産会社やその他の不動産会社、銀行、・・・・などとの交渉をするときでも、私のこの外見が大いに役に立ったのですが、対外的な仕事では役に立つ外見も「普段の生活ではマイナスになる事もある」のです。
しかし、多くの場合は少し話すと誤解が解けるので、相手によっては「30分後のは掛け合い漫才のようになる」と言う事も珍しくなく、傍から見ると「幼馴染み?」と思われたこともよくあるのです。
子供の頃は「引っ込み思案でおとなしく目立たない子」だった私であるが、21の時に偶然出会った心理学の教授から「お前は損な性格だが、お前のような人間がいないと困るので、損な性格を受け入れられるなら変えずに貫け」と言われた事がきっかけになり、それ以後は自分に自信を持つことが出来るようになり、たとえ100人に理解されなくても「タッタ一人でも真の理解者がいればよい」と考えるようになり、私を「怖い人」と思う人は「可哀相な人」だと思うことにしています。
また、日ごろよく口にする「俺はへそ曲がりなので・・・・」と言う言葉は、その裏に「悔しかったら俺のようになってみろ!」と言う腐肉の意味も含まれているのですが、時には自分で「困った性格だな」と思うこともあるのですが・・・・。
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