最近はする機会が全くなくなってしまったのだが、私はかなりの釣り好きで、自分で言うのもおかしいが「かなり上手い方」だと思っている。
タイトルにある「漁業組合長」と言うあだ名は、会社のバーベキュー大会の折、目の前の川で数人が釣りを始めたのだが、私だけは少し離れた場所に陣取り、次々とヤマベ(オイカワとも言うが)を釣り上げていたところ、普段「ヘラブナ釣り」を自慢していた男が「雑魚など誰にでも釣れるよ!」と野次を飛ばしてきたのである。
「カチン!」と来た私は「それならお前が釣って見せてくれ」と言って、私が使っていた竿を渡し、私が釣っていた場所で「同じ餌」を使って釣りを始めさせたのだが、私が予想をしていた通り「全く釣れない」のである。
そばで見ていた私はつい「それでは釣れないよ」とか、「あと5センチ右側でないと釣れないよ」とか言ってしまったのである。
余りに私が横から口出しをしたため「うるさくて釣る気にならない!」とか言って竿を返してきたのだが、その後も私だけが同じ場所で次々と魚を釣り上げるため、いつの間にか「漁業組合長」なるあだ名がついてしまったのです。
こんな事は特別珍しいことではなく、息子が小学生の時、同級生の家族5人と新潟県の出雲崎に行った時の事だが、始めは私だけが寺泊港の岸壁で釣りをしていたのだが、途中から他の7人も集まり、息子を含めた4人の子供たちが「僕たちも釣りをしたい!」と言い出し、たまたま私が余分に持っていった竿が有ったので子供たちにも釣りをさせたのだが・・・・。
ここで予想外の事態が発生してしまったのです。
「予想外の事態」とは、子供たちが釣りを始めると直ぐに、手のひらサイズの魚が釣れ始めるのだが、そばには私以外に「妻と同級生の親の3人もの大人がいる」と言うのに、誰も手伝おうとはしないのである。
子供たちは次々に「釣れた!釣れた!」と言って喜ぶのだが、それまで魚に触った事もないためどうしてよいかわからず、結局は私のところに助けを求めてくるのです。
この結果、次々に子供たちに釣れる魚をはずして餌を付けることの連続で、肝心の私は全く釣りをすることが出来なくなってしまったのです。
このときの事は今思い出しても腹の立つ事で、私から見れば、妻を含めた3人の大人が「何もせずにタダ傍観する」と言う神経が今もって理解できないのです。
話が少し横道にそれてしまったが、子供の頃から釣りは得意で、中学1年の夏に臨海学校で観音崎に行った時も、同級生たちが「そんな所じゃ釣れっこないよ!」と言うような場所で、20センチくらいの「ヒネハゼ(生まれて1年経ったハゼで、数も少なく余り釣れない)」を何匹も釣って驚かせた物です。
これは少し余談になるが、泳ぎが全くダメな「カナズチ」にもかかわらず「船に乗るのが好き」で、それも唯乗るのではなく「漁船の舳先から身を乗り出して海を見る」とか「漁船のマストの上(見張り台)に登る」と言った事が好きで、「突きん棒船の舳先」にも行った事が有るのですが、這って行くのがやっとで、さすがに立つ事は出来ませんでした。
このように、私はかなり危険の伴うようなことも平気でしたため、危うく海に落ちそうになったことが3回も有るのですが、それでも懲りずにいるのですからおかしな話でしょう。
タイトルにある「漁業組合長」と言うあだ名は、会社のバーベキュー大会の折、目の前の川で数人が釣りを始めたのだが、私だけは少し離れた場所に陣取り、次々とヤマベ(オイカワとも言うが)を釣り上げていたところ、普段「ヘラブナ釣り」を自慢していた男が「雑魚など誰にでも釣れるよ!」と野次を飛ばしてきたのである。
「カチン!」と来た私は「それならお前が釣って見せてくれ」と言って、私が使っていた竿を渡し、私が釣っていた場所で「同じ餌」を使って釣りを始めさせたのだが、私が予想をしていた通り「全く釣れない」のである。
そばで見ていた私はつい「それでは釣れないよ」とか、「あと5センチ右側でないと釣れないよ」とか言ってしまったのである。
余りに私が横から口出しをしたため「うるさくて釣る気にならない!」とか言って竿を返してきたのだが、その後も私だけが同じ場所で次々と魚を釣り上げるため、いつの間にか「漁業組合長」なるあだ名がついてしまったのです。
こんな事は特別珍しいことではなく、息子が小学生の時、同級生の家族5人と新潟県の出雲崎に行った時の事だが、始めは私だけが寺泊港の岸壁で釣りをしていたのだが、途中から他の7人も集まり、息子を含めた4人の子供たちが「僕たちも釣りをしたい!」と言い出し、たまたま私が余分に持っていった竿が有ったので子供たちにも釣りをさせたのだが・・・・。
ここで予想外の事態が発生してしまったのです。
「予想外の事態」とは、子供たちが釣りを始めると直ぐに、手のひらサイズの魚が釣れ始めるのだが、そばには私以外に「妻と同級生の親の3人もの大人がいる」と言うのに、誰も手伝おうとはしないのである。
子供たちは次々に「釣れた!釣れた!」と言って喜ぶのだが、それまで魚に触った事もないためどうしてよいかわからず、結局は私のところに助けを求めてくるのです。
この結果、次々に子供たちに釣れる魚をはずして餌を付けることの連続で、肝心の私は全く釣りをすることが出来なくなってしまったのです。
このときの事は今思い出しても腹の立つ事で、私から見れば、妻を含めた3人の大人が「何もせずにタダ傍観する」と言う神経が今もって理解できないのです。
話が少し横道にそれてしまったが、子供の頃から釣りは得意で、中学1年の夏に臨海学校で観音崎に行った時も、同級生たちが「そんな所じゃ釣れっこないよ!」と言うような場所で、20センチくらいの「ヒネハゼ(生まれて1年経ったハゼで、数も少なく余り釣れない)」を何匹も釣って驚かせた物です。
これは少し余談になるが、泳ぎが全くダメな「カナズチ」にもかかわらず「船に乗るのが好き」で、それも唯乗るのではなく「漁船の舳先から身を乗り出して海を見る」とか「漁船のマストの上(見張り台)に登る」と言った事が好きで、「突きん棒船の舳先」にも行った事が有るのですが、這って行くのがやっとで、さすがに立つ事は出来ませんでした。
このように、私はかなり危険の伴うようなことも平気でしたため、危うく海に落ちそうになったことが3回も有るのですが、それでも懲りずにいるのですからおかしな話でしょう。