「八転び七起き」の人生

「七転び八起き」の間違いではなく、現在八回目の転倒から起き上がろうともがいている男の「人生の回顧録」です。

これまで駆け足で書いてきたのだが・・・・  ①

2010-02-02 | 日記
書きたいことはまだまだ山ほどあるのだが、最近10年の話で一区切りつけ、後は思いつくままに書いて行きたいと思います。
11年前、それまで一度も乗ったことのなかった飛行機にに乗ることになったのですが、元々旅行が好きでない私は、北は仙台までしか行った事がなく(仕事で)、西に至っては、乗換えのために降りた「名古屋のホーム」と言う有様で、実際には静岡の海岸までしか行っていないのです。
そして、乗換えのために降りた名古屋からは北陸線で片山津温泉に行ったのですが、翌日行く予定だった「金沢兼六園」には、予定外の事で時間がなくなってしまい、行くことが出来なかったのです。
ここで、「修学旅行で関西に行っているだろ!」と言うお叱りを頂きそうなのだが、ここでも不運が重なり、小学校の修学旅行は「日光から箱根に変更」と言うことになったのだが、翌年の中学1年の旅行で日光に行くことは出来たのですが、中学の修学旅行は「裏磐梯(福島)」で、関西旅行は高校の修学旅行で行くことになっており、高校を中退した私は行くことが出来なかったのです。
このように、国内旅行もろくにしていない私が「いきなり飛行機に乗って海外旅行」と言うことになるのですが、行った先は中国の上海で、ある結婚相談所の紹介で「お見合い旅行」に行ったのですが、これをきっかけに10回も中国へ行くことになるとは思っても見なかったことです。
上海に9回、香港に1回行ったのですが、ここで親切な二人の中国人に会えることが出来、上海から香港に移住した一人(30代の男)とは現在も交流が続いています。
今でもかなりの中国の人が日本に対する憎しみを持っているのですが、そのような中で私は「あなたは私たちのファミリーだ!」と言われた事もあるのですが、中国の人が言う「ファミリー」は、日本人が一般的に使うファミリーとはかなり意味が違い「信頼しあった仲間」と言う意味が強いので、「家族であってもファミリーとは言わない」こともあるのです。
一月に香港に移住した彼が、上海で素敵な女性と結婚したのでお祝いに行きたいと思っていたのだが、私の都合で行くことが出来なかったのが残念で仕方ありませんが、中国に行くことによって、それまでも感じていた「日本人の心の狭さ」と言うことを実感しないわけには行かないのです。
私から見ると、オバマ大統領が「アメリカの競争相手は、中国、ドイツ、インド」と言って、日本を無視するような発言をするのもわかるような気がするのです。
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