ついヘラヘラしちゃう話なのだ

どこのワンちゃんもそうですが、散歩は大好きですよね。ごくごくたま～に出不精のコもいるそうですが。うー太郎とチビラは「パト」の一言で尻尾ブンブンになるんですが、帰宅後もいつも、散歩前と同じでかなりご機嫌。ごくごくたまに機嫌よすぎて、人間が汗だくの服を着替えているとこんな事をする事があります。

「おっと、勝手に柵が倒れたのだ。お化けの仕業なのだ。オイラ？まさか、オイラはいい子にしてたのだ。柵が体力ないのだ。」


「フンフフーン♪チビラ、悪戯はダメなのだ・・・・オイラ？まさか、オイラは知らないのだ♪」


「うーたん！アタチは関係ないの！！・・・そうなのだ？よくわからないのだ・・・」


やれやれ、仕方ないな・・・うー太郎、ちー。お着替えだぞ、お・き・が・え！

「そうなのだ？ふーん・・・」


うーぱぱ・うーママ「何か企んでいるな・・・・あいつ・・・・」

何か企んでいる時のうー太郎は大体こんな顔をしています。ちょっとニヤリとしてなんと言うか、１万歩譲って、良い言い方をすれば少しニヒル。

ふ～、じゃチャッチャッと着替えちゃおうっと。

「ちょっとうーたん。今のうちに・・・ごしょごしょ・・・・」


「チビラー。もういいのだ？」


「いいのだ？いいのだ？」


「よし来いなの！！」


※ 擬音でご想像下さい。

ズドドド、ズドドド・・・・・・。　

「やっぱりアイツ早いのだ！オイラ首が・・・ついて行けないのだ・・・」


「うーたん、もう少し頑張って追いかけてみるの！」


ふ～、やっと着替え終わったぞ。お前らいい子にしてたか？

「しまったのだ・・・。何も心配要らないのだ。大人しくしてたのだ、追いかけっこなんてしてない、してない、やってない。外の風が気持いいの♪フンフフーン♪」


まるでいたずらっ子じゃ・・・。ついついコッチもニヤッとしちゃうんですよね～。ま、それだけご機嫌だったという事かな？

「ついつい遊んじゃうのだ。何か楽しかったのだ！」


「散歩の後の、うーたんとの遊びもたのちかったの。」


そうかそうか。楽しければそれでよし。一日一回は笑おうな。

続く

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散歩の後のお楽しみ

平凡なうーひま一家。今日もうーパパは嫌々ながら仕事に行き、うーママは家事を済ませた夕方、うーひまを連れて散歩に行きましたとさ。今日はその散歩の帰宅後の話。

「たのちくて満足したの！」


「オイラもご機嫌なのだ～。」


どうやら、楽しくてご機嫌だったようですが、今回さらにこんなオヤツも出たようです。



スイカ。うーひまは大体いつもスイカの青い部分（皮の近く）を貰っていたのですが、今回はこんな赤々とした甘そうな果肉の部分。さっきまでのご機嫌顔が真剣顔に変身。

「オイラ達、伏せしていい子にしてるのだ。アタチも真似ちてるの。なんかいい事あるの。」


そうなんです。家では、「オヤツ」とか「遊ぶ」とか彼らの好きな事の前に、伏せで待たせるんですが、尻尾ブンブンから、一気にこんな真剣な顔になっちゃうんです。

「オイラ・・待っているのだ・・。・・・・・」


もしかして君たち、特に大きい君、少しイラついてないかい？悪い顔してるぞ。
味わって食べるんだぞ。





即完食！！早っ！

「もう無いのだ？」


「まだ落ちているはずなのだ・・・」


「ご馳走様なの。」


「おいちかったの」


やはりうー太郎はビーグル。未練タラタラでハウス周辺をクンクン匂い嗅ぎしたり、もう無いのに探したり・・・・。その点チビラは、少しクンクンして確認して無ければ無いですぐ納得。うーむ、やはり犬種の違いか？

まだ、未練タラタラ・・・。おーい、いくら探しても、スイカ君は君たちのお腹の中じゃ。

「おかしいのだ、匂いがするのだ。何処かにあるはずなのだ・・・」




「うーたん、いつまでも何ちてるの？」


とうとうチビラから諦めろコールが・・・・。

「もう落ちていなかったのだ。でもオイラ大満足なのだ！かーちゃん、ありがとうなのだ！！」


「あたちも満足なの！」


続く

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