画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

「奮起」由布岳ー大分県ー(アクリル画)/堂々と生きていきたい

2012-11-11 13:35:38 | 2012「巡る」
由布岳をアクリル絵の具で描いた。

美しく厳しい山。
都合の良い事も悪い事も受け入れ、
堂々とそびえ立つ。

ご縁があって、由布院に何度か足を運び、
今年もまたこの山と向き合った。

この山を初めて見たのは、20年位前。
緑の多い、優しい雰囲気の山だと思っていた。
何度も観ていて気が付いた、
山頂はゴツゴツとして険しく厳しい。
「力強い山だ」

この山を見ると、
今の心意気を問われている気がする。

今のちっぽけな自分をみつめる。
そして、自分がどうなりたいのか、
どうするのか、

生き方を問い、おしえてくれる。

ー堂々と生きていきたいー
この山を観ながら、私はいつもそう思う。
 
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「映り合う」筑波山ー茨城県ー/映り合い、光り合う

2012-10-04 07:59:19 | 2012「巡る」
筑波山をアクリル絵の具で描いた。

この山を初めて見たのは20年前。
結婚が決まり、茨城の主人の実家へ行った時。

どこまでも続く、田んぼの一本道。
若々しく、明るくキリッとした姿の筑波山。

「この景色を観て来た人と結婚をするんだ」
主人の心の中に、この景色が在る。

これから二人で生活を作って行く。
結婚に対する決意とともに、
この景色は 未来に対する私のイメージと重なり、
私をいつも前向きな気持ちにさせてくれる。

ー映り合うー
筑波山が、田んぼの水に映り込む。
その水の清々しさが筑波山に反射して、
爽やかに輝く。

爽やかな景色が私の心に映り込む。

映り合い、光り合う。
その全てを描いて行きたい。
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「心が降り立つ」ポンデアスカールーブラジルー/描かずにはいられない

2012-07-31 11:29:52 | 2012「巡る」
ブラジルのポンデアスカールを
アクリル絵の具で描いた。

ブラジルのサンパウロに住んでいた頃、
リオに行く機会は何度かあったが、
ポンデアスカールには、
多分、1回しか行っていない。
けれど、コルコバードの丘から見る、
この景色は、私にとって、
ブラジルを象徴する景色になっている。

胸がギューっとなる、
懐かしい景色。
この気持ちは何処から来るのだろう。

ポンデアスカールは、
ポルトガル語で“砂糖パンの山”という意味。
かわいい名前に似合わず、ゴツゴツと険しく、
スッと真っすぐに、風景の中にそびえ立つ。

海は全てを映し込み、明るい青に変化させる。
ブラジルの濃い海の色。
白いヨットが点々とリズムカルに浮かぶ。
街を描きながら、
ブラジルの人々の事を思った。

暖かい気候のせいか、
街角に出ている人がとても多い。
立って話し込む男の人達。
いつも同じ所に、ずっと座っているおじいさん。
裸足でも、貧しくても、
生き生きとした少年の瞳。
色々な肌の色をした、
沢山の人々が、カラフルな色の服を着てる。
みんなバラバラなのに、
しっくりと街に溶け込んでいる。

ブラジルでは、人にも、景色にも、
同じ“coração”を感じる。
「コラソン」
日本語に訳すと、心だけれど、
私は、この言葉がとても好きだ。

ブラジルの太陽、大地。
4年しか住んでいないけれど、
この景色を見ていると、
たまらない気持ちになる。
描かずにはいられなくなる。

「描きたいから」
絵を描き続けて来た。

それが、
「描かずにいられない」
という思いに変化して行く。

感じる全てが、たまらなくて、
描かずにはいられない。


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「海潮音」虹ノ松原ー佐賀ー/命のリズムに合わせて

2012-07-28 11:40:11 | 2012「巡る」
佐賀県の唐津にある虹ノ松原を
アクリル絵の具で描いた。
唐津城からの眺める景色。

懐かしい景色。
写真を見ながら、
そこに居る気持ちになる。

波の音が聴こえるよう。
淋しいような、悲しいような。
いつまでも続く波の音に
胸が苦しい。

「海潮音」が私の芯を刺激して、
ー生かされているー
ことを実感させる。

生きているんじゃない。
生かされている。

命のリズムに合わせ、
無理せず、焦らず、ゆったりと。
やるべき事をやって行こう。

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旅行に行ったのは、2年前の5月です。
その時の事を、ブログに書いています。→http://blog.goo.ne.jp/a-maru427iwa147/e/852babe5000e93413309243101b56a48

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「夢か現実か」オーロプレットーブラジルー/私が観たくて欲しいもの

2012-07-24 17:59:23 | 2012「巡る」
ブラジルのオーロプレット。
教会への坂道を、アクリル絵の具で描いた。

子供の頃、ブラジルに父の転勤で住んいた。
この場所を旅行したのは、12歳の頃だと思う。

バロック形式の建物と 石畳の坂道。
街並と動いている現実の人々がちぐはぐで
「これは、現実だろうか?」
と不思議な気持ちになった。

坂を登った教会へは、本当に行ったのだろうか。
私の覚えている、あの教会は、夢の中の景色ではないだろうか。
観る度に、描く度に、不思議な気持ちになる。

オーロプレットは18世紀の約100年の間に世界の金の半分以上を産出した街。
奴隷として働かされていた人も沢山いたところ。
華やかさと、重く、暗い歴史。

人が何かを“求めて”街ができる。
その ー何かー は街によって違う。
人が求める事、そのエネルギーの強さを感じる街。

この絵を描きながら思った。
ー私はちゃんと求めているだろうかー
夢だけを見てはいないか?
現実をしっかりと見つめ、受け入れ、
何かを得るために、求めているだろうか。

私は何処に行こうとしているのか。
あの坂を上り、坂の向こうには何があるのか。

本当は、こんなに森の中にはない。
絵を描いていた5月頃の、私の好きな森を描きたくなった。
私に向かって来るエネルギー。
森は私を突き動かし、前へ進めさせる。

ー求め続けて、やっと得られるものー
私が観たくて欲しいもの。

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