息子が熱を出した。
子供に熱がある時、枕元にカウベルを置く。
私も小さい時、風邪を引いたら、
母が枕元にカルベルを置いてくれた。
このベルのように、
よく響くきれいな音だった。
呼ぶと来てくれる。
母のやさしさがうれしかった。
子供が風邪を引くのは心配で大変だ。
けれど、自然にあれこれと体が動く。
下心のないやさしさは、
母親の本能だと思う。
自分の事ばかり考えたら、
大切な母親の本能をなくしてしまう。
気をつけないと。
やさしくしたら、やさしくしてくれる。
「絵、描いてなかった?邪魔してない?」
起きて、ベルで私を呼んだ息子が言った。
息子のやさしい言葉に、
普段も気を使ってくれてるんだ、
と申し訳ない気持ちになった。
高熱があって大変な中、
大切な時間を共有する。
風邪と闘う子供をみていて、
人間の凄さをいつも感じる。
ウィルスが身体に入ると
熱を上げてやっつけようとする。
元気な息子は昔から、コーンと高熱を出す。
食べずにとにかく眠る。
動かず固まって、ただただ眠る。
全身のエネルギーをウィルスと闘うのに集中させてる。
こうやって、昔から人はウィルスと闘い、
生き延びて来たんだな、と思う。
寒がる時はあたため、
温める薬を飲ます。
この時に身体を冷やすと、
ウィルスと闘う力を弱めて、
風邪が長引いてしまう。
暑がる時は冷やし、
身体を冷やす薬を与える。
冷えてるか、暑いのか、
風邪の時は母親の最初の判断が大切だ。
食欲がない時はお腹をゆっくり休ませ、
食欲が出たら、
少しずつ、弱った体に合う、
お粥やうどんを作る。
アクエリアスなどの水分を小まめに与え、
体が何を求めてるのか、
息子事を良く観察する。
怖がり過ぎず風邪と付き合いたい。
“風邪をを引く”と言うように
風邪は自分で 体の中に引っぱり込む。
免疫力を上げるために、
ちゃんと眠り、食べて、
うがいと手洗い。
それから、
お気に入りの板藍のど飴と板藍茶。
これのおかげで風邪を引きにくくなった。
うがい 手洗い 板藍茶。
なんだか微笑ましい、この板藍茶用の容器。
とても気に入ってる。
一番気をつけないといけないのは、身体を冷やすこと。
私は何かに集中すると、体が冷えているのが分らなくなる。
冷えた体を温めるために体力をかなり使って、免疫力が下がる。
明日の天気予報だと福岡の最高気温は20度まで上がるらしい。
その数日後には10度以下になる。
まだまだ苦手な体調管理。
日々勉強、気をつけよう。
看病で体も疲れている。
息子の風邪を引き込まないように、今日は早く寝よう。