松の木が空に向かって
高く高く伸びていた。
明るい方へ。
あっちだ!
と指を差すように。
先日、
ー逝く人に学ぶー
というテーマで、
にのさかクリニックのニノ坂保喜先生のお話を聞いた。
在宅で最期を在宅で迎えたいと願う人のサポートをされている。
「人は死に逝く力も
人は見送る力も持っている」
患者さんを信じて寄り添う。
先生のその言葉が印象に残った。
その時に、
自分は家族は
どうなるのだろうか?
死と向き合うことは、
とてもとても怖い事だ。
心がズーンと重くなる。
それでも、ただただ怖がるのではなく、
正しく恐れたい。
今は死に方を選ぶ時代なんだと思った。
どう死ぬか?
家族と本人がは選ぶ。
死ぬ前のその時を周りの人、
家族と過ごす。
まわりを巻き込むのか、
それとも良い影響を与えるのか。
まず、力を持っていると、
信じることからはじめたい。
逝き方によっては、
良い思い出がきっと残せる。
やさしい心で送りたい。
やさしい空気を残して
逝きたい。
毎日毎日、
今からだな、と思う。
本当にやさしいか?
自分の力も、
相手の力も信じているか?
死ぬ事を考えると、
もっと本気になれるかもしれない。
その時に向かって成長しないと。
先生の話を聞いて、
そう思った。