画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

丸くなろう!/一年を振り返って

2023-12-28 11:49:11 | 絵について


丸い猫。

かわいくて、たくましい。
穏やかで、激しい。
猫はいつだって、猫らしく、
生きる目的を失わない。

大きな変化の年だった。
年の始まりはとても慌ただしく、
忙しさは半年間続いたけれど、
遠い遠い過去に感じる。

事に追われて、
心を忘れてはいけない。
気がついてから、
ふと目が覚めた。

絶対に忘れてはいけない。
私の手から生まれるものは、
私の心から生まれている。

心がいつも猫のように、
丸く、やわらかく、
昨日のお月様のように、
爽やかであるように努力しないといけない。

大きな大きな感動を受けて、
その時から、また新たな気持ちで、
描く度に、もっとスッキリ爽やかに丸くなれるよう、
絵を描く生活を送っている。

来年も絵を描こう、
その絵が観てくださる方の心に残れば、
とても幸せだ。

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道具を大切に/思いが色になる

2023-12-18 12:09:20 | 絵について
アクリル絵の具を お茶櫃に収納した。
メダカの泳ぐ螺鈿細工の蒔絵。


仕舞い込んでいたお茶櫃に、
絵の具のチューブの高さがピッタリかも。
試してみたくなった。

入れてみたら、持っている絵の具がきれいに納まった。


色とりどりにアクリル絵の具。
硬いもの、柔らかいもの、
透明、不透明。
細かい、荒い。
光沢あり、なし。
様々な種類がある。

味覚のように、
絵の具にもそれぞれの感覚がある。


絵の具を眺めながら、
その感覚を味わう。

そして、様々な、情景が目に浮かぶ。
過去にこの絵の具を使って描いた絵、
これから描きたい絵。
そして、色から思い出す、
ただただ美しい海や山。

絵の具を眺めているだけで、
あっという間に時間が過ぎてく。

絵の具を活かさないと。
昨年から絵の具を使う時間があまり作れなかった。
固くなってしまった絵の具もあって、申し訳ない気持ちになる。

インクも以前から四季を描いた蒔絵の箱に入れている。
大切に。

画材のひとつひとつに、
出会った瞬間の思い出がある。
心がけて、道具をもっと大切に、
丁寧に扱って行きたい。
その行為が絵に表れて行くと思う。

今までのひとつひとつの経験、思いや行いが色になる。
経験を重ねる度に、色の、光の純度を上げて行きたい。
月のように、美しく。
すっきりとカッコよく。


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月と宝珠/澄んだ空気と光

2023-12-09 16:15:33 | 絵について
月が宝珠を照らす。
雪が光っている。

月夜の高野山御影堂。

澄んだ光と
澄んだ空気を描きたかった。


想像した月夜の姿。

月の光が足元を照らす。
とても静かな中、
雪を踏む静かな音がする。
澄んだ空気をいっぱいに吸い込む。


作品の撮影した。
光の具合で、作品の見え方が違う。
その変化を楽しんだ。

室内の飾った場面の撮影にも挑戦。



大きな作品はガラスの写り込みがあるので、
部屋の反対側全体も
カメラも、
大きな黒の布で覆い尽くす。


撮影は制作と同じ。
伝えたいことを、
伝えるために、
ひとつひとつの作業に心を込めて。
精進するのみ。
無駄な表現、動きを減らして行く。

澄んだ空気と光を表現するために。



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販売準備中/届けたいのは やさしい光

2023-12-03 15:55:42 | 絵について


届けたいのは やさしい光。
猫はいつもやさしい光に包まれている。

描く時も、絵の撮影をする時も、
出会った時の、あの一瞬の光を思い出す。

猫も私も やさしい光の中にいた。


作品の撮影は難しい。

やさしい光を伝えたい!
その思いがきっと写真の質を変える。
そう信じて、
光や時間、場所、セッティング、
ずっと試行錯誤しながら撮影を続けてる。
(照明もいろいろ買ったけれど…)

自然光の方が色がでる。
でも全ての絵、場面で、
その環境を整えるのも難しい。

カメラの性能も良くなり、
機能も増えて便利になったけれど、
加工はなるべくせず、
そのまま伝えたいと思っている。

昼間の光の中で
こちらを強い視線で見つめる猫。

夕方の暗くなる直前に、
溶けてしまいそうなぐらい
景色に馴染んでいく猫。


ニャーとなきながら、
キラキラと光るようなかわいさで
近づいてきた猫。

光と一緒に様々な記憶が蘇る。
あの日の光を
私は今、
写真に映せているか?
問い続けながら撮影してる。


額の裏面も撮影。
ガラスの反射がないので、
撮影ボックスが大活躍!!


撮影に夢中になっていたら、
夕方になってしまい、
左から、夕焼けの光が。

様々な猫の持つ表情、
やさしい光を届けるために
一枚一枚撮影しながら、作品の販売準備を進めている。

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