朝の百地浜。
写真の中に シルエットで映り込んだ家族連れ。
子供を真ん中にして手を繋ぐ。
これは、5月の末に撮った写真。
あれからずっと海まで歩いていない。
夏の海は 元気な若い人達が沢山。
なんとなく、雰囲気を邪魔してしまう気がしてた。
天気がパッとしないと
人も少なくなる海。
雲が蓋をして、空が見えない。
風もなく、息苦しさを感じた。
湿度が高くて、ちょっとキツい夏だった。
やりたい事もできず、もどかしい気持ちになったけれど、
ウツウツとした感情も、
次の制作に繋がって行く原動力。
生きるということは、
能動的なだけじゃない。
受動的に、外から刺激に、
苦しんだり、もがいたりしながら、
色々な感情を持ち続ける。
感動とは、
うれしいとか、楽しみだけではない。
悲しいも、苦しいも、怒りも、
しっかりと自分の中に取り込めて行きたいと。
そして、私はもっと大きくなる。