画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

アザミの花/真っすぐなエネルギー

2014-02-20 18:57:22 | 日々の感動
アザミの花を描いている。

やわらかさと とげとげした感じ
弱さと強さが混在するアザミ。

いつもその存在感に驚かされる。
針山のような花。
濃い緑、光り、尖る葉。
その真っすぐなエネルギー。

口先だけではいけないみたいに、手先だけで、
ただ上手な絵を描かないように。
何度も何度も、出会った時の感動、
たまらない気持ちを再生する。

花や猫、空や海、
自然はどこまでも真っ直ぐに心が伸びて行く。
迷いのない、真っすぐなエネルギー。

生きる方向、見る方向が間違ってない。
続く命を迷いなく、繋ぎ、営み続け、
地球と宇宙と生きている。

人間は、自分の事ばかり考えて、
生きる方向を間違える。
アザミを描いていると、
申し訳ない気持ちになってくる。

どこを見て進むのか、
アザミがおしえてくれる。

ー生きようー
と言ってる気がする。




単純に、真っすぐにエネルギーを使う

2014-02-12 22:08:57 | 日々の感動
風が強くて、砂浜にも規則的できれいな波模様が。
寒くて誰もいない今日の海。
ちょっと薄着だったので、体を冷やしてしまった。
はじめたばかりのウォーキング、服の調節にまだ慣れない…。
ちゃんと風の強さも考えないと。


休み明けの朝、家族を見送る。
「当たり前に帰ってくるわけじゃない。」
と、いつも思うようにしてる。

人が家から一歩出れば、
色々な事がある。
緊張しながら、
家を出る、家族に

無事に帰って来るように、
心に明るさと爽やかさが残るように。
願いを込めた、
「行ってらっしゃい」

後ろ姿をみつめ、
しっかり見送る。
祈り、願い、見守る。
母親の役目だと思う。

やっと気が付いた事がある。
自分のことばかり祈っても、願っても、
力が出ない。
単純に人がうれしいとうれしい。

今日は、久しぶりにゴマせんべいを作った。
ただ、「おいしくなるように」と思っていても、
なかなか、目指す実家の母の味にならなかった。

「家族が元気になるように。」
そう思って作っていたら、
閃いた。
めんぼうで薄く延ばす時、
もっとグッと体重をかけてみよう。
今までは腕の力でやっていた。

いつもより、上手くできた。
ゴマが潰れて、とても良い味になってる。
子供達にも「今まででいちばん美味しい!」と大好評。



ピザカッターで切れ目を入れて、
焼いてから、パキパキと割るのが楽しい。
これで、作るのは50回目ぐらい。
これからも、元気になるように、と願いながら作り続けよう。
そうすれば、きっともっと美味しくなる。

絵を描く時も、絵を観る人がよろこぶように、
と願って描こう。

願うことで、
自分の持っているエネルギーは、
外へ、真っすぐに気持ちよく働く。

単純に、
真っすぐにエネルギーを使いたい。







突き進むために休む

2014-02-11 22:11:34 | 日々の感動
梅の花が、しっかりと開いて,
こっち向いてる。
「目が合った。」
と思った。
この道を通る度、
行も帰りも梅に会う。

昨日は整体に行った。
先生が私の顔を見てすぐ、
「目、どうしたんですか?すごく疲れてますね。」
そう言われ、ハッとした。

前の晩、良く眠れなかった。
描きはじめている絵に入り込み過ぎて、
興奮が冷めなかった。

「描く事を続けたかったら、
何かちゃんとリラックスする方法があるといいですね。」
とアドバイスをもらう。

寝る前、数時間は、
とくにリラックスする時間を作った方が良いらしい。
そうした方が良いだろう、
と思いつつ、
目と頭を使う事ばかりをしていた。

体調が悪い事が多いから、
出来る時にやっておこうと、
欲張って無理をする事が多い。

“描く”と“休む”
上手く切り換えられる時もある。
でも、絵にのめり込み過ぎると、
振り幅が大きくなるように、
反対側に、グッと落ち込んで、
後から疲れがドッと出る。

意識して、反動を調節する。
興奮を冷ます。
それができない自分を反省した。
しっかり眠る準備をする。
当たり前の事なんだろうけど、
それが全然できてなかった。

そう言えば、暮しの手帖の「暮らしのヒント集」に出てる人たちも、
寝る前に、心と体を休める時間を作ってる人が多かった。



休む時間を作るかどうかで、
目的に向かって、継続する力に差が出るのかもしれない。

寝るまでの過ごし方で、
これからが変わってくる。
描きたいなら上手く休もう。

ー突き進むためにー
あの海をまず思い出してリラックス。



それから、
音楽、
ボーッと観れる映像?
アロマ?
リラックスする方法を、
今日から色々探してみよう。
なんだか楽しくなって来た。






今よりもっと、爽やかに。

2014-02-09 23:11:16 | 日々の感動
曇り空の静かな海。
島の緑が深い、美しい青に見えた。
写真には残せない、
その美しい色をしっかりと目の奥に焼き付けた。




曇り空の下、
あいまいな、空と海の間がたまらない。
夕方5時半。
まだ明るい。
日が長くなってきている。

もうすぐ夜になって、空も、海も黒くなる。







日曜日の今朝、朝起きて、
今日一日をイメージした。
ーみんなの笑顔ー


昨日はみんなの笑い声を沢山聞けた。
「これだな、これが基本だな」
と、思った。
「自分の思いを優先するのはやめよう。」


そう思っていたのに、午前中から、
イラッとしたり、ムッとした。
まだまだ未熟な自分。

その度に、
自分の思いなんて、今は関係ない。
と、流すように気を付けた。

いろいろ思う、
でもその思いに気が付いて、
とらわれないようにしないといけない。

その思いに取り憑かれないように、
爽やかになるために、
切り替える癖をつけたい。

転換が大事。
その機会を何度も作る。

まず、包丁を研いだ。
「ママ、かっこいいね。」
息子が言った。
私も、父が包丁を研ぐ姿を見ながら、小さい時にそう思った。
ちょっとした緊張感がある作業。
無心に研いでいるとモヤモヤも飛んで行く。





お風呂を掃除し、料理をする。
自分の思いに合わせず、
みんなの笑顔を思いながら、願いながらすれば、
自分の思い、執着が、
ポロポロと落ちて、
爽やかな気持ちになって行く。

もっと爽やかになれば、
みんなの笑顔、
きれいな海、空が、
もっと輝いて見える。

輝く世界で、
堂々と生きていきたい。

今よりもっと、爽やかに。
いつもそう思いながら心を磨きたい。






一日の終わりに/“無い事”を考えない

2014-02-08 23:36:43 | 日々の感動
晴れたり曇ったり、小雨になったり、
慌ただしくコロコロと変わる天気だったけれど、
歩きたくなって、
久しぶりに海まで歩いた。

荒れた海から冷たい風がやって来る、
低い雲が流れて来る。
向こうから何かが来る。
何故か不安な気持ちになる海だった。





ここ何日か、体調が悪く気分が沈んでいる。
海を見ても気持ちが盛り上がらない。
こんな日もある。
心が映る。
さびしいさびしい、冷たい海。





行きたい所に行けない。
やりたい事ができない。
心の不満が さびしさを呼ぶ。

それが分ってるから、
何度も何度も、自分を前に向かせる。


行けない。できない。
無い事を考えるのは止めよう。


できる事を できるだけして、
今有る事を少しずつ積み上げて行こう。


“有る事”を考えよう。
できた事を考えよう。
何もできなくても、笑顔は頑張ろう。


5年後の自分、10年後の自分……。
理想の自分に向かって、
できる事をひとつひとつ、少しずつ積み上げて行こう。


いつも布団の中で
ーとにかく一日が無事に終わる。ー
その事にたっぷり感謝するようにしている。
穏やかな気持ちで 爽やかに眠るために。




記憶も道具のひとつ

2014-02-04 23:29:20 | 日々の感動
島の樹々がいつもより、少し赤くなっている気がした。
「春が近づいて、木の芽が出てきてるから、赤いのかな?」
先日、この島を観たとき、そんな事を思った。

冷たい風が頬に当たり、
陽射しが背中をポカポカと温めてくれた。
これからも、良い事も悪い事も、
きっと色んな事があるけど、頑張ろう。
体の内側の深いところに、グッと力が湧いた。


今日は体がきつかった。
こんな日もある。

何をしてもため息が出た。
そんな時は、この景色を思い出す癖をつけるようにしてる。

自然と余計な事は考えなくなる。
気持ちの切り替えが出来て、
「きつくても、動けるんだから有り難い。」
と思えるようになる。
そして、ため息をついた事を申し訳なく思った。

ー記憶もまた道具のひとつー

自分の中に、スイッチを作ればいい。
思い出すとやる気になる、
人、物、景色。

悩むのはしょうがない、
悩み続けなければいい。

文句を言う時もある、
気が付いて、止めればいい。

今の自分の思いに気が付くためにも、
この景色を何度も思い出すようにしてる。

原点に返るように、
まっさらな気持ちになりたい。
そこからまた始めたい。





元寇防塁/有り難いとは、有るのが難しいという事

2014-02-03 17:37:11 | 日々の感動
元寇防塁。
家の近くは800年ぐらい前に、元との地上戦があった場所。



いつも近くを通るのにちゃんと見た事なかった。
この時に、侵略されていたら、日本はどうなっていただろう。
海に囲まれた、小さな日本は、不思議と守られて、
今、日本として存在してる。

弓田神社は家のすぐそば。小さな神社だけど、
ここを通ると、今は平和な時代なんだな、といつも思う。
この平和に慣れ過ぎてはいけないな。
平和である事、
目の前に有るものに、感謝しないと。

「有り難い」と思う事が力になる。
有り難いとは、有るのが難しいという事。
有るもの全て、有り難い。
時間も物も。人も。




人が住んでない昔の団地。
過去の映像の中に入り込んだような、
不思議な気持ちになった。

沢山の人が生活していた気配が残る。
人の声、生活の音、匂い。
染み付いたものが残ってる。





最近、昭和の建物がどんどん壊されてしまうから、写真に残しておこうと思った。








今、建ち並ぶマンションの景色も 懐かしく思う日が来るのかな?
未来の景色を想像してみた。
美しい空、美しい街でありますように。


二度とない一瞬が現れる

2014-02-02 23:08:46 | 日々の感動
数日前まで蕾だった梅の花が咲いていた。

朝食のパンを買うついでに、今日は朝から少し歩いた。

家を一歩出て、まずムアッとした空気にびっくりした。
空気が違う、匂いも違う。

昨日降った雨が、暖かい陽射しに照らされて、
水蒸気になって 光り、空へ昇る。
洗ったばかりの空気。
雨上がりの特別な朝。




少し歩いて、シャッターの閉まっている商店街へ。
ビルの間、街の中は人も少なく、静かで、
昨日の疲れが残って、まだ休んでいるような雰囲気。
これから、お店の人達がやって来て、
お店の前を帚で掃いたりしているうちに、
街は段々と目覚めて行く。




水仙も香りで私を呼んだ。



夕方のウォーキングの時、
水仙はもっと激しく遠くまで香ってた。
スゴイ生命力。

水仙は何を感じて、春を知り、花を咲かせるのだろう。
私達は、陽の光、暖かい空気、
梅の花や、水仙、を見たり、
その香りを感じて春を知る。
春を感じた私の体の中で、きっと何かが変化してる。


夕方の散歩の帰り道、
西の空に、笑顔のような月があった。




写真はブレてるけど、細い月だった。
月はいつだって 見つけるとうれしい。



いつもの道、いつもの景色。
時間と季節が違うだけで、
もう二度とない一瞬が現れる。

いつもの自分、いつもの場所でも、
この瞬間瞬間、二度とない一瞬だ。
特別な瞬間だ。

そう思うと、
いつだってもったいないような、
切ないような気持ちになる。

今がどんどん後ろに流れて、
次からどんどん新しい今がやって来る。

この一瞬は今しかない、
“今”をしっかり生きないと。
何かを観て感じる度に思う。
そして二度とない一瞬を表現したくなる。


空と海からおしえてもらう

2014-02-01 15:54:13 | 日々の感動
空と海の境い目、
島と島の間、海の向こうから、
新しい何かがやって来る。
いつもそんな気持ちになれる海。

ー自然はいつだって、想像以上に美しいー

空を、海を観ながら いつも思う。
花や木々を観ていても同じ事を思う。

そして、毎日、その光り輝く姿からおしえられる。

空から山へ、山からから海へ、海から空へ。
私たち、地球にある全てのものが、
大きな流れの中に生きている。

与えられたエネルギーが動き、
まわりと調和しながら、
過去と今と未来、命を繋げている。
私達は生かされてる、生かし合ってる。

ーもらったエネルギーは循環しないとー

自然が光り輝いているのは、
海が空が 山や花たちが、
よろこんでその役割を果たし、
エネルギーを循環させて、生きているからだ。

絵を描くことも、育児も家事も
エネルギーを循環する事。

空と海から、
エネルギーの使い方、生き方をおしえてもらう。