画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

鹿児島県の産業廃棄物最終処分場問題/山と繋がり、生きている

2011-12-08 10:06:13 | 日々の感動
9月中旬、ツイッターを見ていて、
鹿児島県で強引に進められている産業廃棄物最終処分場建設について知りました。

それからずっと気になっていて、どうにかならないのかと、いつも考えています。

「霊山に水源地に産業廃棄物最終処分場建設を作る。」
その言葉に目を疑いました。
震災があって、原子力発電所の問題等、世の中の隠されていた部分が、どんどん明るみに出る中、
「こんな事が、あっていいのか!」
と、ただただ驚きました。

鹿児島県は産業廃棄物最終処分施設の建築予定地に霊山冠嶽を選びました。
そんな事が有り得るはずがない、と思っていても、
霊山である冠嶽山で、工事は着々と進んでいます。

なんで自分はこんなに、この事が気になるのか。


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山は美しい。
それぞれの心の中に、自分の大切な山があると思います。
その山を思うと、なんだかうれしい、
大きなもの守られている気持ちになります。
人の心の中には、命を育む山への、
その大切さを感じる心がしっかりとあります。

日本人を守ってきた山、
その自然の恵みによって生き、
山に繋がって生きています。
その事を実感し、
大切な山を霊山として守って来ました。

昔の人々が、ずっと守って来てくれたのに。
だから、こうして自分達がいるのに。

霊山に産業廃棄物最終処分場建設が進んで行く事、
自然に対する畏れや感謝の気持ちが無い事がとても怖いです。

ー山に繋がっている事ー
その事を忘れたら大変なことになります。

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10月、霊山冠嶽にある鎮告寺のご住職が動画を通じて発言されました。
その言葉を聞いて、ここで起きている事は、
今の日本の縮図のようだと思いました。
ここで気が付けたら、今、反省できたら、
日本はどうにかなるかもしれない。
と思うようになりました。

【動画】鎮国寺ご住職から鹿児島県への訴え。産廃について、これが真実です。


ご住職の言葉の中から、

「法律に則っていますから、なんも悪い所はないと言われるかもしれないけれど、実際に被害を被るのは私達で、県の人達は工事が終わったら、あなたも転勤するでしょうし、知事はおらん事になるでしょうし、責任はだれもとれない。今度の原発事故も責任とれんでしょう。」

「合法的とか、法律的に問題はないと言っても、法律は全てカバーできないから、色んな事をする度ごとに、法律の不備が明らかになる度に、誰が迷惑をするかと言ったら、県が迷惑をするんじゃなくて、ひとりひとりの県民が迷惑をする訳だから、ひとつひとつ、それを補っていかんといかん、修復していかんといかん、法律の不備を正していかんといかん。」

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良い方向に向かうように、願いながら、
これからもずっと見守って行きます。

鹿児島県の産業廃棄物管理型最終処分場建設について→霊山性を守る会公式チャンネルはこちら



























「地球はえらい」/ずっと繋がっている命

2011-12-07 18:16:19 | 絵本の紹介
『地球はえらい』
案:城雄二
文:香原知志
絵:松岡達英
出版社:福音館書店

息子が学校から借りてきて、
私に読んで聞かせてくれました。

伝えたい事があって、
しっかりと作られた絵本です。

私達は地球にひっついて生きている。
地球の恵みで生きている。
地球の始まり、そして生命が誕生してから、
何十億年、進化し、繋がっている私達の命。


ずっと気になっている、
震災の事、原子力発電所の事、そして
冠岳(鹿児島県)での産業廃棄物管理型最終処分場についての事。

日本の未来を考える中で、
こうして過去と未来が、命の全てが繋がっている事を考えずに
人類が生き続ける事はできないと思ってます。

誰でもつい、自分の事ばかり、狭く、繋がりを忘れて考えてしまう。
それでは、もうこの世の中が続いて行かない事が
今、明らかになって来ています。

今、繋がりを忘れて地球を汚す大人に向けて、
子供の澄んだ声で、読んでもらいたい絵本です。