画家maruuの 心を磨く 絵を描く生活

50代主婦の絵を描く生活。
心穏やかにに生きるために、日々の思いを綴ってます。 maruからmaruuに改名しました。

「蓮の夢」no.15/描くために震える

2020-08-29 12:00:29 | 絵について

今月末の蓮展に向けて、
蓮を描き続けている。

大事な事を少ない言葉で伝えるように、
単純な色と、単純な線で描いている。

線で思い出すのは、ピカソのゲルニカだ。
14歳の時にスペインで観ることができた、
まだ中学生だった。

ただの線なのに、かっこいい、美しい。
「すごい!!」
戦争を描いていることは分からなかったけれど、
悲しみが伝わってきた。
強く、美しく。

絵は思いの再生機だ。
観るたびに大切な事を、
人を思い出す。
香りも音もしたら良いのに。

描くために、伝えるために、
私はもっと震えないといけない。
ジーンと。
その震えを線にしないと。

もっと苦しく、もっとうれしく。
色々な事を感じて生きる。

生きている実感を
色と線で表し続ける。




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