東京V 天皇杯 優勝!!
★元旦の恒例行事の天皇杯サッカー決勝★
【 東京ヴェルディ vs ジュビロ磐田 】
両者とも予選で苦労しながらも決勝まで駒を進めた。
Jリーグ発足当時、三浦和良・ラモス瑠緯・北沢豪・柱谷哲二などなど
スター選手を要した軍団も今のヴェルディは、格段に様変わりし
私の知っている選手が全くいなかった。
かつての古豪?と言う表現が適切かどうか判らないが
そういうイメージがある。
強いヴェルディを復活させる意味でも、また今年1年の勢いをつける意味でも
年初めの天皇杯優勝するという強い決意がある。
1年遅れでJリーグに加盟し、最初は日の目を見ない軍団であったが
Jリーグの1st・2nd両方優勝し、完全制覇を成し遂げた軍団。
ここ最近は、年齢の問題か?中盤が機能せずに昨シーズンは低迷。
そんなジュビロ磐田が、一昨年の天皇杯優勝にて得られる
アジア・チャンピオンズリーグの出場が今年無冠のジュビロ磐田でいいのか?
との声を跳ね返す意味でも天皇杯には、かけていた。
両者の思いをのせた天皇杯は、どうなった?
(ジュビロ磐田に思い入れが強い傾向の文章になります。きっと)
東京ヴェルディは、準決勝のスタメンと同一らしいのに対し
ジュビロ磐田も一緒だったのかな?
私の考えるスタメンとは、欠け離れる部分があった。
① 西の左サイドハーフ
② 藤田のサブ
山本監督になり準決勝でも藤田は、途中出場だったらしいのだが
ジュビロらしく戦うには、やはり藤田のスタメンではないか?
試合の流れを変えられる選手であるが、スタメンにて試合の流れを掴むほうが
大事だったような気もするが・・・。
藤田が左にいれば、右サイドに西を入れれて、私としては納得だったのだが。
前半は、ヴェルディ左サイドの相馬が、なかなかいいアタックを繰り返し
流れとしては、ヴェルディが掴んだ感じがある。
先制点は、ヴェルディのFKから、平本がヘディングで合わせボールが
ポストを叩き弾かれたボールに飯尾がつめ、ヴェルディ先制。
1点取ってからの展開は、両者ともに中盤での主導権を目まぐるしく入れ替え
ルーズボールを支配するのは、ヴェルディの方が多かった気がする。
それほど、出足の1歩がよかった。
前半終了間際に、小林が2枚目のイエローカードで退場。
ヴェルディは1人少ないメンバーで後半の45分を戦うことになった。
後半、ジュビロは中山隊長を投入し、士気を盛り上げた。
片やヴェルディは守備意識を徹底しカウンターに掛ける。
ジュビロの中盤は、前半が嘘のごとくボールが回る。
しかし、決定的なパス・シュートは身をていして防ぐ。
後半間もなくして、中盤のボールを奪いドリブルで独走しゴールを決める。
2-0。
後半始まってのことなので、まだ急ぐ必要もない。
ただ、ジュビロとしては追いつきたい焦りから中央に集中する傾向にあった。
西が縦横無尽に動き回り、ボールに絡み始め、
名波が中盤から前線にピンポイントのクロスを上げ、
怒涛の攻撃が続く。
川口投入。ただし、左サイド。
これまた疑問?
サイド突破職人(主に右)の川口を左サイドに投入。
突破は、出来たとしてもクロスを上げるところまでいき難い。
藤田投入。セカンドストラーカーとして?
西・福西が前線に顔を出すようになってきていたので
すでにFWとしての役割は必要ないかと思われた。
FW選手と交替したからFWというわけではないのでなんとも言えないが
ゴール前のヴェルディの守りを散らばらせるために
技術のある藤田は、サイドからワン・ツーで抜けたり
藤田・名波・福西・西など細かなパスを繋ぎながら
スキを突くことも出来たように思うのだが・・・。
後半ゴール前の密集地帯からこぼれたボールが西の前に
冷静に押し込み 2-1。
そのままロスタイムも経過し、天皇杯は、
東京ヴェルディが優勝した。
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