J1鹿島の日本代表MF中田浩二(25)が、仏1部リーグの強豪マルセイユへ
無償で移籍する可能性が高まった。
21日、茨城・鹿嶋市で、クラブと中田浩の代理人・田辺伸明氏が会談したが決裂。
低額な移籍金での放出を鹿島側は拒否し、交渉終結を示唆した。
会談は、午前午後の3度、合計3時間半にもわたったが不調に終わった。
『移籍金を受け取るには手続き上のリミットは今週がギリギリ。(クラブを)説得できませんでした。
残念です』と田辺氏は話した。
この日、マルセイユが提示した移籍金が、20万ユーロ(約2600万円)だったことが判明。
「そんな価値しかないのか。ここまで安いのではいらない」鹿島と
「安くてももらっていただきたい」(田辺氏)という両者の主張は最後まで平行線をたどった。
中田浩は今月31日で3年契約が切れるため、更改しない場合はフリーとなり、移籍リストに掲載される。
海外移籍の際は、国内で派生する30か月の保有権は無効。
鹿島はチーム生え抜きの大黒柱を0円で失う非常事態に当初、難色を示していた。
だが、ここへ来て「ルールだから仕方ない」(幹部)と軟化している。
今後、マルセイユ側が移籍金の引き上げなど条件を見直すことも考えられるものの、
鹿島はあきらめムード。慰留に全力を上げる方針だ。
しかし、海外志向の強い中田浩の説得は難航しそう。
田辺氏は「ゼロ円というのは避けたい」と強調し、円満解決を望んだ。
中田浩二
無償で移籍する可能性が高まった。
21日、茨城・鹿嶋市で、クラブと中田浩の代理人・田辺伸明氏が会談したが決裂。
低額な移籍金での放出を鹿島側は拒否し、交渉終結を示唆した。
会談は、午前午後の3度、合計3時間半にもわたったが不調に終わった。
『移籍金を受け取るには手続き上のリミットは今週がギリギリ。(クラブを)説得できませんでした。
残念です』と田辺氏は話した。
この日、マルセイユが提示した移籍金が、20万ユーロ(約2600万円)だったことが判明。
「そんな価値しかないのか。ここまで安いのではいらない」鹿島と
「安くてももらっていただきたい」(田辺氏)という両者の主張は最後まで平行線をたどった。
中田浩は今月31日で3年契約が切れるため、更改しない場合はフリーとなり、移籍リストに掲載される。
海外移籍の際は、国内で派生する30か月の保有権は無効。
鹿島はチーム生え抜きの大黒柱を0円で失う非常事態に当初、難色を示していた。
だが、ここへ来て「ルールだから仕方ない」(幹部)と軟化している。
今後、マルセイユ側が移籍金の引き上げなど条件を見直すことも考えられるものの、
鹿島はあきらめムード。慰留に全力を上げる方針だ。
しかし、海外志向の強い中田浩の説得は難航しそう。
田辺氏は「ゼロ円というのは避けたい」と強調し、円満解決を望んだ。
中田浩二