本日は、早朝から出店準備です。前もって準備しておけばいいのですが、いつもその場になってのドロ縄騒ぎです。
でも大丈夫、何度か色々の場所に出店したキャリアがあり、このようなことはかれこれ15年まえからやってますから、ガツガツ儲けようと思わなければ気も楽です。いるものを車に次々と詰め込み、いざ出発。7時30分から開場準備とのことですが、到着したのは8時前で皆さん準備中でした。
的屋とは、祭礼や縁日、イベントなどが催される境内や参道、イベント会場などにおいて屋台や露天で出店して食品や玩具等を販売する小売商のこと。
並んだテントの1テントを半分貸してもらいました。隣に来たのが、鞆の水産物販売のおばちゃんと農協の青空市のおばちゃん達です。中でも、隣の水産乾物物を販売するおばちゃんは、まさに的屋のおばちゃんです。
声はでかいは、づげづげと言ってくる。前を歩いてる客を大きな声でひきつける。すごいおばちゃんです。そのおばちゃんから、的屋のいろはを教えてもらいました。やかましくづげづげ言うおばちゃんですが、商売上手でかなりの販売をしていました。
次回、出店するときは、おばちゃんから聞いたことを参考に、準備したいと思います。今日はいい勉強になりました。
参考
的屋とは祭礼時の寺社の境内や参道、また各地方の祭りの際に、簡易の屋台を出して食品や玩具などを売る商人のこと。的屋の他に香具師(やし)・街商・大道商人・露店商といった呼び方もある。的屋が取り扱った物は金魚すくい、綿菓子、リンゴ飴、お面などが主であったが、時代とともにクジによる景品交換やゲーム性の強いものが増えている。
的屋は祭事とともに移動し、定住した店舗ではないため、区割りなどの秩序維持を業界内で行った。この秩序維持を行う上層部団体には暴力団化したものもあり、屋台はショバ代を暴力団化した上層部団体に上納するという形が出来た。しかし、現在は区割りを自治体や祭事を主催する団体が行うようになり、暴力団との繋がりが深い的屋は排除されはじめている。これにより、身内などのグループによる的屋が増え、○○一家といった的屋は減少しているが、同時に屋台自体の数も減少。フリーマーケットで代行するといった祭りも出ている。
なぜだか「テキ屋」が正式表記だと思っていました(^^;;
「テキ屋」と書かれることも多いようです。
来月も、的屋をしますよ。予定は来年3月までと思っています。