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毎日のことですが、今日も暑かった。(毎日、今日が最高気温じゃないかと思える。)
うちのおばあさんも、こんな暑い中ですが、がんばって豆(ささげ)を収穫しています。年寄がやってんだから、量的にはたいしたもんじゃありません。
年寄りだから、全てが手作業ですよ。
畑で、豆のサヤをひとつひとつ、手でちぎっては、腰につけたほぼろ(竹で編んだ籠)に入れ、ほぼろに豆のサヤがいっぱいになった、畑の横道に置いた袋に入れていく。豆畑を一通り熟れた豆のサヤを採り終わると、収穫した豆の入った袋を一輪車に乗せて持ち帰り、むしろの上に広げて天日乾燥です。
よく乾いたら、サヤから豆を出します。「豆をこなす。」と言っています。乾いた豆のサヤを集めて踏んだり、軽く叩くと、サヤから豆が出てきます。(写真の状態)その後、自然の風を使って、こなした豆のサヤを高く持ち上げて少しつづ豆のサヤを落とすと、中身のないカラのサヤは、風で流され、豆や豆の入っているサヤは、真下に落ちるのでカラと豆の選別ができます。
そうやって、選別して収穫した豆を穀物店(仲買人?)に買ってもらっています。今年の相場は、1キロが2000円前後くらいな事を噂に聞いていますが、まだ売りに行っていないのではっきり分かりません。
消費者から食品の安心・安全が求められる現代、国産豆類が見直されているようです。国産ささげは、1合(約140グラム)600円、1キロ4000円前後で販売されているようです。中国産は1キロ1000円前後、タイ産も1キロ1000円前後のようです。
塩飽農園で直接ささげの販売をする場合は、1合(約140グラム)単位で1合が350円を設定しています。
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国産品の中でも、特に「備中(岡山)産」のささげは、赤飯に使用すると発色、風味の良さ等、全ての点で最高品とされているようです。
ささげは最も虫のつきやすい豆なので、9月いっぱいまでは冷蔵庫で保管した方が虫が付きにくいです。
通常お赤飯をつくる時の豆の使用量は米の約1割です。ささげ1合で、もち米1升分の豆ということになります。
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材料:もち米 1合
ささげ豆 14g
水 300ml
①鍋に良く洗った豆を入れ、水300mlで一度沸騰させる。
②沸騰したら弱火で20分加熱。
※途中豆が顔を覗かせるようなら水を少しずつ足す。
③②を豆と煮汁に分け、煮汁は冷ましておく。
④もち米を洗い、素早くザルにあげる。
⑤炊飯器に④のもち米と③の豆を入れ均等に混ぜる。
⑥炊飯器に付いている1合の目盛りまで煮汁を入れる。
※【おこわ用目盛り】があればそれに合わせる。
⑦お米に煮汁を吸わせる(約20分くらい)
⑧炊飯する。
※【おこわ】の目盛りに合わせた場合は【おこわ】で炊飯する。
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