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新聞記事によると、温暖化の影響が農作物に出ているとのことです。
米粒が白く濁ったり、リンゴや温州みかんの色づきが悪くなったりしているとのことでした。
農業に携わっている人は、すでに感じているというか、影響を受けているでしょう。こちらでも実際に影響が出ています。昨年もそうですが、葡萄の色付きが悪くなっているんですよ。色が悪いと商品として売れなくなるんですよ。
新聞には、
環境省の温暖化影響総合予測プロジェクトによると、平均気温が今世紀末に今より4.8度上がった場合、米の2050年ごろ(その頃は死んでいないか?)の収量は、北海道で26%、東北で13%それぞれ増える半面、近畿と四国では5%減ります。今世紀末には中国地方、九州でも減少し、品質低下と不作にしばしば見舞われると予測しています。 こうした予測を裏つけるかのように、九州北部の佐賀平野などで、高温による被害に悩まされているとのことです。稲穂が出る7月下旬から8月中旬、平均気温が27度を超えると、葉がエネルギーを消費しすぎるため、米粒に回る栄養分が不足し、粒は大きくならずに白く濁ったり、ひび割れたりします。中国地方では、深刻な被害はまだありませんが、対策として田植えを10日程度遅らせて、穂が出る時期と真夏の高温時期をずらすことで被害は防げるらしい。
さて、今年の夏はどうなるのだろうか?
地球温暖化がこれ以上進まないように、ささいなことでも取り組んでいきたいものです。
実際に作られてる米の種類が違うから上記のような予想になるのでしょうか??
うるち米は暖かいと難しく、タイ米のようなものが高温に強いのかな・・・?
米、いわゆる稲は、日本だけでなく世界で栽培されてる事はご存知だと思います。むかし、むかーし、稲は中国から伝えられました。
イネの栽培品種にはアフリカイネとアジアイネがあり、アジアイネはさらに生態型によってインディカおよびジャポニカに分類されます。
そうです。日本で栽培されている米はジャポニカ米が多く、ジャポニカ米の生産は世界の15%以下で、インディカ米は東南アジアはもちろんの事、世界で70%も栽培されているようです。
言われますとおり品種が違うんです。日本でもこれからはインディカ米を栽培すれば良いようですが、食味が違うので・・・?
ジャポニカ米は、日本で栽培されている品種で、米粒が丸く、粘り気があって、味は濃厚まんですが、インディカ米(タイ米)はインドや東南アジアで栽培されている品種ですが、細長くて、炊くとパサパサっとした食感なんです。
今後どうなるんでしょうかね?