江戸時代、和歌山城内に原木がただ一本あり、門外不出の珍種とされていたそうです。 その果実を三方にのせ、城主に献上するならわしがあったため、サンボウカンと名付けられたそうです。 長い間、一般には知られていなかったが、明治に入って、ある士族の庭に移し植えられ、そこから普及していったようです。 主産地は和歌山県で、3月~4月が旬のようです。
果実は1個250~300gです。口の部分が盛り上がってミカンに頭がついているような形をしており、だるまミカンとも呼ばれるようです。 果皮は厚く、廃棄率は55%と高い。さわやかな香りがあり、甘酸の調和がとれた果実て言ってもいいでしょう。
栄養成分は他のかんきつ類と比較するとカリウムを多く含み、ビタミンCは100g中39mgと同等のようです。
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