わくわく・わっくん (ひとりぼっちの塩飽農園)

「わくわく」で行こう! 「わくわく」を感じる生き方。ちょっとした「わくわく」が人生を楽しくさせる。

お礼肥、寒肥

2007年11月13日 04時32分25秒 | 米関連。
 
 我が家で使用している有機質肥料の一つとして「牛糞」があります。もちろん、他にも完熟堆肥、なたね油粕なども使用していますよ。

 これから牛糞を、栗やぶどうなどへのお礼肥、春野菜の畑への元肥、田んぼへの寒肥と使用します。牛糞は、田んぼへ1反当り25袋から30袋を入れていますので、田んぼだけで約300袋の牛糞を投入します。牛糞は長年のお付き合いの牧場で製造してもらっています。 
 また、1袋300円で1袋から販売していますので、近所の人たちも、一輪車や運搬車などでおじいさんやおばあさんが買いに来てくれます。

 塩飽農園で使っている牛糞は、窒素、燐酸、カリの三要素を豊富に含んだ有機肥料で、どんな肥料とも配合することができる便利は肥料です。
 また、この牛糞は園芸用に最適で元肥にも追肥にも使用でき、効果はバツグンです。
 植物が育つために欠かす事ができない養分の中で、最も多く必要とするのは、窒素、燐酸、カリの三種(三要素)で、土壌中に不足しないよう常に補いたいものです。

 ◆窒素:N -主として葉や茎を育てることから、葉肥とも呼ばれています。硫安、尿素、下肥、油粕、牛糞、魚粕などに多く含まれています。あまり施し過ぎると弱くなり、病虫害に犯されやすくなります。
 ◆燐酸:P -「実肥」と呼ばれ、花をつけ結実作用を盛んにし、品質を向上させます。過燐酸、石灰、牛糞、骨粉などに含まれています。
 ◆加里:K -「根肥」と呼ばれ、成長に必要な根の発育を助けます。植物の組織を強めます。草、木灰、わら灰、硫酸加里などに多く含まれています。
 

■寒肥(時期:1月~2月)
 完熟堆肥・油かすなどの有機質施肥を根元に埋め込みます。有機質肥料は遅効性なので、木が本格的に活動をはじめる5~6月に肥効が現れるため非常に効果的です。

■元肥
 植付け穴にあらかじめ入れておく肥料のこと。植付けの時期は樹種によってまちまちだが、一般的に元肥と寒肥を同じように扱うことが多いようです。木の根に直接触れないように肥料のうえに間土をするのが普通だが、根が深く張らない種類の樹種には、輪肥や放射線状に溝を掘って施します。

■お礼肥(時期:花や実が終わった時)
 花や実が終わった時に施す肥料のこと。樹勢を回復させる目的があるので、即効性のチッソ成分の多い化成肥料を一株に一握りほど施すと効果的です。ただし、量が多すぎると、翌年の花や実のつきが悪くなるので注意しなければなりません。

■夏の施肥(時期:8月下旬~9月)
 花芽や枝、根を充実させ、寒さに対する抵抗力を付けさせる目的があるため、リン酸、カリ成分を多く含んだ骨粉や化成肥料を根元周囲に施します。



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