知り合いのおばあさんから相談がありました。
なんの相談かと言うと、お彼岸に来た人へのお土産についてです。
そのおばあさんには大阪に親戚があり、彼岸にその親戚の人が来るので、帰るときに葡萄をあげようと思うので、葡萄を予約したいと言う。
「どのくらい、いるの?」と聞くと、
おばあさんは、「年寄りの2人暮らしじゃけい4キロぐらいでええわ-。」という。
ちょっと、ビックリして、「年寄り2人で、4キロの葡萄は多いんじゃないの? 2キロもあればじゅうぶんでしょう?」と聞くと、
「暮らしてるのは、2人でも子ども達がおるから、その子達にもやったら丁度いいくらいよ。」と言う。
「そんじゃぁ4キロでいいけど、4キロの葡萄が入った箱を持って新幹線で大阪まで持って帰るのは大変でしょう? 送った方がいいんじゃないですか?」と聞くと、
「そりゃ、そうよな、年寄りが重たいものを持って新幹線で移動するんも大変じゃ。そんなら、送って頂戴。どうせ送るんなら、早いほうがいいから、明日にでも送ってちょうだいよ。」と言う。
「そんじゃ送る準備をしますよ。葡萄は何を送ろうか?」と聞くと、「あんたに任せるわ! お金はこれだけでいいかな?」と言って、知り合いのおばあさんはお金を置いて帰って行く。
「おばあさん、ちょっと! おつりがあるで~!」言うと、「駄賃じゃ、とっときゃーええけい。」と言いながら、振り向きもしないでスタスタと歩いて帰ってしまった。
男前のおばあさんですね。いまどき、「駄賃じゃー!」なんて言う人おらんじゃろー?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます