あなたは、葡萄で巨峰っていうのをスーパーなどで見ることがあると思いますが、巨峰っていう品種はないそうです。巨峰は商品名なんだって。
知りませんでした。今まで、品種とばっかり思っていました。(正式な品種名は「石原センテニアル」です。)
巨峰と言えば、粒が大きく高級っていう感じを持っています。だから、あまり食べたことがない。いいえ、違います。巨峰を栽培している人が少ないので、食べる機会がないだけだったんですよ。
地元では、ピオーネが多く栽培されているからです。
運がいいことに、巨峰を栽培している人とつながり、巨峰を食べれることになりました。
巨峰は、1粒の重量は10gから12g程度で、房の重量(粒数)と糖度には関連性があり、数が増えすぎると糖度は低下し色は薄くなる。一方、粒数を少なくすると色は濃くなり糖度は高なるが生産者の手間が増え、単位面積当たりの収穫量は低下してしまうので、収量と味のバランスを考慮した条件で栽培をしないといけません。
ある農家では、一房を35粒程度に調整し重さが500gになるように作られるそうです。粒の数が多すぎた場合には約800gの房になる場合もあります。
35粒で500gぐらいだと、糖度が上がり色も濃い紫色になりますが、大房(800g)になると色が付かず赤いので品質的に等級が落ちてしまいます。
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