近所のおじさんの話によると、
地元の人しか入ってこない山に通じる農道に乗用車が入ってきたので、警察の職務質問じゃないけど不審に思い声をかけたそうです。
「もしもし、あなたは何しに、この奥へ行かれるのですか?」 と聞くと、
車で来た人は、
「栗を拾いに行きます。」と答えた。
そこで、
「栗の木をどこに植えられているんですか?」聞くと
「植えていません。」
「そんじゃ、親戚の栗ですか?」と聞くと、
「いいえ、昨日、テレビを見てたら栗が実って拾えるようになった。と言ってたので拾いに来た。」と言うじゃありませんか?
おじさんは、ビックリしたそうです。
耕作していない畑や田んぼ、そして山は所有者がいます。勝手に入り込み採って帰ってしまうなんてドロボーでしょう。
我が家でも、以前栗ドロボーに20キロほど取られたの事があります。
その時は、おばあさんが栗畑に行ってみると、すでに知らないおじさんがせっせと栗を拾っていたそうです。
そこで、おばあさんが「おじさん、栗拾いを手伝ってくれてるかなー!」と大きな声で言うと、その栗ドロボーのおじさんは、慌てて拾った重そうな袋を担ぎ走ってバイクまで行くと荷台にくくりつけていたカゴに栗を入れ、一目散にバイクで広島県側に逃げて行きました。(県境付近に栗畑がある)
その後、おいらが警察に被害届を出したがあまり効果はない。その時に警察の質問で、「栗畑には、取られないように施錠はしてないんですか?」と言われたのには、ビックリ! 我が家の近所で畑や田んぼに鍵をかけて入れないようにしてあるところは見たことがない。
また、別な話ですが、栗畑の近くの農道で定年をすぎたくらいの夫婦が栗を袋に入れて歩いていた。おばあさんが、「持たれている栗は、どうされたのですか?」と尋ねると、そのおっさんは、「ガタガタいらんことを言うんじゃねー! 猟銃でぶち殺すどー!」と怒鳴られ、恐ろしくてすぐに逃げたそうです。
今じゃ、一人で畑に行くのも怖い状態なので、よけいに農地は荒れてしまっています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます