CASIOPEA'S DIARY

感じたことをそのまま書いています。どうぞ見ていってね。

本当に久しぶりです

2007年06月27日 | CASIOPEA
本当に久しぶりに書いています。今年ももう半年が過ぎようとしていますね。日ごろ教育の現場にいていろいろ考えさせられることが多くて少し疲れ気味です。日本人は本当にすごいなあといつも思います。通勤電車の中でのお疲れになっている人々、夜遅くまで残業し、ただ寝るだけに帰る家。何のために借金までして買ったのだろうとたぶん考えている人々も多いのではないでしょうか。
私は、約10年前からある病気になって考え方を180度変えました。自分のために生きると。それまでは仕事が命でした。朝から深夜まで仕事のことばかり考えて子供のことや家庭のことは一切妻に負かせていました。子供と話す機会はもちろんなくただ寝るために家に帰る毎日でした。しかし、いろんな出来事が起こり、私に人生を考えさせる機会ができました。病気で1年間家から出られなくなったのです。パニック障害でした。その後うつ病になり、これまで病気ひとつしてこなかった私にとってはとてもつらいものでした。しかし、今までの自分の人生についてこれでいいのかな、このまままた元気になったら同じような生活をしていくのかな、また病気になってつらい思いをするのかな、いったい自分の楽しみはなんだったのだろうといろいろ考えました。それまでは何の娯楽をしたこともなく、楽しみといったらテレビのものまね番組を録画して、深夜遅くヘッドホーンを使って見ることだけでした。好きな映画も時間的にもちろん見れなかった。仕事をしているときはお金のことは一切考える必要はありませんでした。それなりのお金が入ってきたからです。しかし、病気になってみて、お金の心配をはじめてするようになって、[一時は親から借金をしたときもありました]大変な時期もありました。本当に健康が一番だと思いました。「元気があれば何でもできる」という猪木の言葉にいつも感動していました。今では病気になっていろんなことを考えることができてとてもよかったと思います。ただ今私がここで元気でいられるのは、「いい加減に生きる」ということがわかったからです。いい加減とは決して悪い言葉ではなく、一生懸命になるのはとてもいいことだけれどたまには息を抜いてのんびりと過ごすことが大切、よい加減で生きていくことが健康にも良いということです。あまり一生懸命でありすぎると周りが見えなくなり、大変なことになりますよ、と言ってた人がいました。「過ぎたるはなお及ばざるが如し」です。適度にいい加減に生きてはどうでしょうか。楽しみがいっぱい見えてきますよ。私は今は本当にとても楽しい生活をしています。