今や反日特亜のプロパガンダ機関と成り果てた
テレビと新聞しか見ずに印象操作で洗脳されるが如く
ボケ〜っと漫然と眺めてる人には絶対に分からないでしょうし
政治に興味があり、自国と自国民を守るという考えの元
様々な情報を多角的、大局的に見ることが出来る人なら
多分、大多数の人がこのように思うのでしょう。
日本のマスゴミやパヨク野盗筋からの評価、
及び反日国の垂れ流す印象とは異なり
それ以外の国の元首が自国の政治的立場に立って見ることができる人
そういう人からの、所謂海外首脳からの評価が真逆なのが
その真実を語っていると言って過言ではないでしょう。
テロリズムという、いかなる理由があろうと
絶対に許されるはずのない者を擁護する時点で
そういう人たちの政治以前の人としての神経を疑います。
岩田温「日本の選択」 日米同盟の危機救った不世出の政治家・安倍元首相 「平和安全法制の整備」保守政党の信念貫き、過酷な現実も直視
あっという間の1年だった。安倍晋三元首相がテロリストの凶弾に倒れ、非業の死を遂げた7月8日が過ぎた。
この不世出の政治家について、さまざまなことが論じられている。屋上屋を架す行為かもしれないが、あえて「安倍晋三論」を展開してみたい。
安倍氏は幾つもの重要な法案を通したが、決定的に重要だったのは平和安全法制(安全保障関連法)を整えたことだ。限定的ではあるが、集団的自衛権の行使を可能にした。「戦争法案」「徴兵制がやってくる」「日本も戦争に巻き込まれる」などの批判があった。今、思い起こしてみれば見当外れな非難である。
だが当時、左派メディアでは反対論を煽り立て、国民を恐怖させた。それでも安倍氏は一歩も怯まなかった。「この法案を通しておくことが、必ずや日本の国益にかなう」という確信があったからだ。まことに時宜にかなった大改革であった。米国でドナルド・トランプ政権が誕生する前に、集団的自衛権の行使が可能となったことは奇跡と言ってよい。
トランプ大統領は常々、日米同盟に不満を抱いていた。あるとき、トランプ氏は安倍氏に言った。
「あまりに不平等だ。北朝鮮が日本の自衛隊を攻撃した際、米軍は戦う。だが、米軍が攻撃された際、日本の自衛隊は戦わない。おかしい」
安倍氏は間髪入れずに応えた。
「それは私の前の政権までの話だ。私は支持率を10%下げたが、集団的自衛権の行使を可能にした」
「すばらしい! サムライだ!!」
日米同盟の危機を救った瞬間だった。安倍氏の揺るぎない信念によって平和安全法制が整備されていたからこそ、日米同盟が堅持されたのだ。「偉大な功績」と言うべきだろう。
安倍氏はまた、「自民党の左傾化」を防ぎ、「健全な保守政党」にしようと試み続けた政治家でもあった。
若き日の安倍氏が所属していた自民党で権勢を振るっていたのは、河野洋平、加藤紘一、野中広務、古賀誠各氏らだ。誰がどのように眺めても、「保守政治家」とは呼べない面々だった。
安倍氏は、中川昭一氏らとともに、「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」を発足させ、勉強会を開催した。自民党重鎮であった河野氏が講師を務めた際には、「河野談話」について舌鋒鋭く批判した。
「自由民主党は保守政党でなければならない」
それが安倍氏の信念であり、行動の大原則だった。
政治家は言論人とは異なり、結果がすべてである。結果を無視して信念を貫いても、それは政治家の為(な)すべきことではない。理念を持ちながら、過酷な現実も直視せねばならない。最も理想的でありながら、最も現実的。アクロバティックな(曲芸的な)精神を有した政治家、それが安倍晋三だった。
■岩田温(いわた・あつし) 1983年、静岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、同大学院修士課程修了。大和大学准教授などを経て、現在、一般社団法人日本学術機構代表理事。専攻は政治哲学。著書・共著に『日本再建を阻む人々』(かや書房)、『政治学者、ユーチューバーになる』(ワック)、『エコファシズム 脱炭素・脱原発・再エネ推進という病』(扶桑社)など。ユーチューブで「岩田温チャンネル」を配信中。