hitorigoto 2

  笑顔までの距離

dear...

2010-08-13 16:05:01 | 81L&E
キャンパスのステンドグラスの前から

僕らは一緒に前へ進むことを始めた

待ち合わせも 
 
けんかしたときも 

いいことがあったときも

ステンドグラスの前で分け合った

何も自由になることはないけど

一人でいても一人じゃない強さを感じた



輝く時間を手に入れて

僕らはいつでも無邪気な少年のように輝いてた

不器用な二人は意味も分からず

傷つけてしまったこともあった

すれ違いの辛さや悲しみの心の隙間を

持ち寄る優しさで埋める

寂しがり屋の二人はやっぱり二人が大事だから



いつも寄りそって 笑い合ってた時間は

あっという間に通り過ぎて

離れて星を見る距離がもどかしい

電話の向こう同じ星空 見上げながら

彼女は言ってた

星空は キャンパスのステンドグラスのようだね

















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back mirror screen

2010-08-03 16:55:19 | 81L&E
いつものまたねの交差点 今日がタイムリミット

泣いてる彼女 バックミラー越しに見てる

車を走らせる僕も涙がとまらない

思い出してみる 笑顔の彼女




キャンパスの階段 上ってく彼女とすれ違う

鮮やかな笑顔が僕の胸に鋭く刺さって 記憶に鮮烈に残ってる

僕はその瞬間恋に落ちてた でもいつも目で追うだけ

掲示板の休講案内に 時間があいて僕は

偶然彼女と出会い 声をかけた

少しずつ近づく距離がうれしくて 微妙な時間を大事にしてた二人


バイクや ボロい車で海へ行った 

砂浜にある ブランコで遊んでる僕の顔を見て

誰がなんと言おうとこの瞬間の笑顔は私だけのもので

誰にも見せない顔なんだよね 

満足な顔 鮮やかな微笑み浮かべて 喜んでる

形あるものは いつかなくなるけど

この記憶は いつまでも色あせないから

全部 心にファイルしてあるよ

一番の宝物になるんだよ いつもそう言ってた



記憶が蘇る瞬間 彼女の顔はいつも笑顔だけど

バックミラーのスクリーンに映る泣いてる顔が

記憶のラストシーンから離れない













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sympathy

2010-07-29 16:50:42 | 81L&E
雨かあ・・・

歩きかあ・・・ 原チャリは無理かなあ

歩くと20分くらいかかるし 原チャリは雨かかるし どうしよう

朝の講義まで ブースでピアノとギターの早朝練習



彼女はいつも通り原チャリでカッパ姿 

ピアノだから何もいらない

オレはギターをケースに入れて袋でカバーして

やっぱり原チャリだな




約1時間半のセッション 

朝一番だから喉が硬くて声は出ないし 

いろいろ話しながらだから 音あわせはそこそこかな

でも この時間が一番お気に入り

同じ方向を見て 一緒にものを作り上げて いつでも笑いあえる

二人は今までで 自分自身を一番うまくコントロールしてくれてる相手と思ってた

お互いを思いあっていたから そう感じるんだろうな



今日の雨大丈夫かな もう出た頃かな

遠くから来る彼女は

バイクに乗り出してまだ僅かな時間だし

あまり運動出来る方でもないし・・・

会える所まで迎えに行こう

その分 一緒に居る時間が増えて

笑顔を見ることができるしね



あの頃 最初から 二人は 

一緒に居ることのできる時間には 限りがあって

逢えなくなることが わかってた・・・












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Woman needs love

2010-07-21 16:46:11 | 81L&E
今日はブルーを通り越してグレーな気分

いろんな心配をしてしまうのは癖

悪い癖なのかな


少し髪を切ろうか アイロンも少し当てて癖毛伸ばして
 
そうそう まゆも少しそろえて・・・

といっても美容室に行くんじゃなく

自分で少しカット



お金のない大学時代は全体を適当に目くらめっぽうでガッツり切ったもんだけど

今はそうもいかず 前髪 サイド 襟足 約1cmずつくらい

今までカットしてもらったラインを残しておきたかったけど

上手くできたかな 後ろはサッパリ見えないし・・・

まあ かまわないか 誰に見せるわけでもないし



大学時代を思い出してた

あの頃 彼女に 斜めになってるとか

妙に長いのがパラパラあるよとか 言いながら

手直ししてもらった 綺麗になるわけじゃないけど・・・

でも適当な割りに上手くできてるよって褒めてもらったなあ

後ろから ギュッとされながら



今 偶然に大学時代によく聞いてた

Black Contenporalyの

Ray Parker, Jr. の曲を MDからMP3にしながら聞いてたので

なお一層思い出してた 

アルバム  Woman needs love 

切ないメロディーライン 

でも暖かく感じて このアルバムは全部好きだ

聞いてると19に戻ってく



セピア色になった思い出

あの頃は何でもできる気がしていたけど何一つできなかった

時間なんて無尽蔵にあると思ってた

あの時代の街並みや 楽しそうな顔が 浮かんでくる

まるで僕に話しかけるように




今この時代を あの頃思い描いていたように

生きてますか ・・・




 















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