どこかの国の小さな村
小さ過ぎて地図にものらない
そんな村で
毎年大晦日に行う行事が有る
でもねソノ行事の意味を
子供達は何も知らない
学校も休みに入り
大晦日まで後何日も無い・・・
・・・そんな有る朝の事だった!
窓から外を見れば
昨夜から降り続く雪
家の中に居るふたりは(親子)
窓に目を向けながら
他愛ない話しをしていた
「夜に成れば、銀世界に成るのかしらね、綺麗でしょうね」母が言う
するとその言葉に娘は
「そうだね、アノ子はそんな綺麗な情景を見ながら、天に召されるんだね・・・・」
母と娘が涙を流す?!
『アノ子ッて誰?、ねえ!お母さん、お姉さん!、アノ子ッて誰?、天に召されるって?、ねぇ?誰か死んだの!、ねぇねぇ!お母さんお姉さん・・・どうして泣いてるの!』
・・・・・・・・??!!
『ふたりとも変だよ、意味解んない、僕ならココに居るよ、朝から何言ってるの、ソレより僕お腹すいた!朝食まだ!!』
少年は首をかしげ
二人の行動と家の中をクルリと見渡した?!
・・・変だ!!変だよ!!
絶対変だよ!?!?
僕のイスが無い?!
僕の家なのに僕だけが居ない
昨日まで用意されていた
僕の椅子に朝食
テーブルクロスは?
先日お母さんと出掛けた時
僕が良いって言った物に
買い換えたはず!
・・・なぜ・・違うの!?
『お母さん!!、お姉さん!?、何が有ったの?!、二人とも僕の声聞こえないの!!??」』
少年は放心状態になりその場に座り込んだ
その村には昔から年末の行事として大晦日の夜に広場に集まりその年1年間時を進めた時計を燃やし
小さ過ぎて地図にものらない
そんな村で
毎年大晦日に行う行事が有る
でもねソノ行事の意味を
子供達は何も知らない
学校も休みに入り
大晦日まで後何日も無い・・・
・・・そんな有る朝の事だった!
窓から外を見れば
昨夜から降り続く雪
家の中に居るふたりは(親子)
窓に目を向けながら
他愛ない話しをしていた
「夜に成れば、銀世界に成るのかしらね、綺麗でしょうね」母が言う
するとその言葉に娘は
「そうだね、アノ子はそんな綺麗な情景を見ながら、天に召されるんだね・・・・」
母と娘が涙を流す?!
『アノ子ッて誰?、ねえ!お母さん、お姉さん!、アノ子ッて誰?、天に召されるって?、ねぇ?誰か死んだの!、ねぇねぇ!お母さんお姉さん・・・どうして泣いてるの!』
・・・・・・・・??!!
『ふたりとも変だよ、意味解んない、僕ならココに居るよ、朝から何言ってるの、ソレより僕お腹すいた!朝食まだ!!』
少年は首をかしげ
二人の行動と家の中をクルリと見渡した?!
・・・変だ!!変だよ!!
絶対変だよ!?!?
僕のイスが無い?!
僕の家なのに僕だけが居ない
昨日まで用意されていた
僕の椅子に朝食
テーブルクロスは?
先日お母さんと出掛けた時
僕が良いって言った物に
買い換えたはず!
・・・なぜ・・違うの!?
『お母さん!!、お姉さん!?、何が有ったの?!、二人とも僕の声聞こえないの!!??」』
少年は放心状態になりその場に座り込んだ
その村には昔から年末の行事として大晦日の夜に広場に集まりその年1年間時を進めた時計を燃やし
新年に新たな時計のネジを巻く
ソレがコノ村で昔から行われる不思議な行事だ!
ソノ年の年末も毎年の行事が始まった
街の広場に薪が集められ火がつけられ午前零時に成る30分前を待つ為に村人達が次々に集まりだした
ソレがコノ村で昔から行われる不思議な行事だ!
ソノ年の年末も毎年の行事が始まった
街の広場に薪が集められ火がつけられ午前零時に成る30分前を待つ為に村人達が次々に集まりだした
大晦日の午後11時30分に成り村人達はひとり又ひとりと
自分の時計を炎の中へ投げ入れた
全員の時計が投げ入れられると
時計が燃え火柱が上がり
炎は空を目指す
その火は全ての時計を朝までかけて燃えつくす
最後のひとつまで跡形もなく燃え尽きたら
広場で毎年行われている行事が終わり・・・新年を迎え村人達ひとりひとりに新たな時計が手渡される
炎は空を目指す
その火は全ての時計を朝までかけて燃えつくす
最後のひとつまで跡形もなく燃え尽きたら
広場で毎年行われている行事が終わり・・・新年を迎え村人達ひとりひとりに新たな時計が手渡される
そして村人は午前零時に成り新たな時計のネジを巻く
ある年の事ひとりの少年が
お気に入りの時計を燃やすのが嫌で隠してしまった・・・
時が経ち大晦日
村人が時計を持って広場に集まる
村の偉い人が時計の数を数えると何度数えても
新たな時計がひとつ余る・・・
村人は大慌て!!
全員で最後のひとつの時計を探す・・・がッ見つからない
子供が時計を隠した・・・から・・・・・
とうとう真夜中午前0時近く
仕方なく村の偉い人が
新しい時計だけを炎の中に投げ入れた
長老は呟く
ある年の事ひとりの少年が
お気に入りの時計を燃やすのが嫌で隠してしまった・・・
時が経ち大晦日
村人が時計を持って広場に集まる
村の偉い人が時計の数を数えると何度数えても
新たな時計がひとつ余る・・・
村人は大慌て!!
全員で最後のひとつの時計を探す・・・がッ見つからない
子供が時計を隠した・・・から・・・・・
とうとう真夜中午前0時近く
仕方なく村の偉い人が
新しい時計だけを炎の中に投げ入れた
長老は呟く
「可哀想に、あの子は天に行けないだろな・・・」
時計が燃えて天高々く炎の火柱が上がる
村人達はまるで送り火の様に
炎の周りで天へ向かう火柱に祈りを捧げていた
毎年この行いをするが
子供達は何の意味が有るのか知らない・・・・・
時計が何を意味するのか
知らない・・・・・
つぎの朝時計を隠した少年が目覚めた・・・・・
様子が違う事に気付く
いつもと違う家の中・・・
両親と姉兄が新年のお祈りをして
朝食を食べようとしていた
だがそこにあるはずの自分の朝食が用意されておらず
少年が家族に声をかけるが
誰も少年に気付く気配はない
少年はパジャマ姿のまま外に飛び出した
村人は誰ひとり少年に気付く様子が無い!!
気が付くと少年は広場の
昨夜時計を燃やした場所に立っていた
そこへ少年と1番の仲良しの子供がやって来た
そしてまだ燃え尽きていない火の中に花を投げ入れた
少年の友達は炎に向かって
「〇〇くんの時計が見つからなかったってお母さんが言ってたよ、古い時計と新しい時計を一緒に炎の中に入れる事が出来ないなら天に登れ無いってお母さんに聞いたよ、でもお願いだから迷子にならずに天国にいってよね」
その言葉で少年は気付いた
自分は去年の夏・・・
川で溺れて・・・思い出した
時計を隠したのは
川へ行く前少年は時計の隠した場所へ行くが
自分には時計を手に取る事は出来ず
少年はそこで始めて自分の愚かさに気付く
時計が燃えて天高々く炎の火柱が上がる
村人達はまるで送り火の様に
炎の周りで天へ向かう火柱に祈りを捧げていた
毎年この行いをするが
子供達は何の意味が有るのか知らない・・・・・
時計が何を意味するのか
知らない・・・・・
つぎの朝時計を隠した少年が目覚めた・・・・・
様子が違う事に気付く
いつもと違う家の中・・・
両親と姉兄が新年のお祈りをして
朝食を食べようとしていた
だがそこにあるはずの自分の朝食が用意されておらず
少年が家族に声をかけるが
誰も少年に気付く気配はない
少年はパジャマ姿のまま外に飛び出した
村人は誰ひとり少年に気付く様子が無い!!
気が付くと少年は広場の
昨夜時計を燃やした場所に立っていた
そこへ少年と1番の仲良しの子供がやって来た
そしてまだ燃え尽きていない火の中に花を投げ入れた
少年の友達は炎に向かって
「〇〇くんの時計が見つからなかったってお母さんが言ってたよ、古い時計と新しい時計を一緒に炎の中に入れる事が出来ないなら天に登れ無いってお母さんに聞いたよ、でもお願いだから迷子にならずに天国にいってよね」
その言葉で少年は気付いた
自分は去年の夏・・・
川で溺れて・・・思い出した
時計を隠したのは
川へ行く前少年は時計の隠した場所へ行くが
自分には時計を手に取る事は出来ず
少年はそこで始めて自分の愚かさに気付く
時すでに遅し
少年は永遠に誰も居ない世界を・・・ひとり・さ迷う事しか出来なく成ってしまった・・・
ーーーーーーーーー〆
その後の事は何も知らない
ただね昔からの風習には
何か知ら意味がある
じやあね~👋👋👋
(時を止めたのは?)〆
少年は永遠に誰も居ない世界を・・・ひとり・さ迷う事しか出来なく成ってしまった・・・
ーーーーーーーーー〆
その後の事は何も知らない
ただね昔からの風習には
何か知ら意味がある
じやあね~👋👋👋
(時を止めたのは?)〆