いつもの昼下がり
緩やかな風に誘われ
ひなたぼっこをしていた
その日はなぜか
気持ちが落ち着かない
そんな僕をいたわる様に
周りの空気が優しく包んでくれた
そんな周りの雰囲気に誘われて瞼が重くなり
いつの間にか
眠りの中に入って行った
眠りは優しく
落ち着かなかった僕の心を癒してくれた
眠りの中で
何かはっきりしない
影らしきモノを見つけた
僕はその影に誘われる様に
側に行こうと歩きだした
なぜだろう
どれだけ歩いても
影との距離は変わらなかった
不思議な感覚と
どうしても
あの影の側まで
たどり着かなければいけないと言う思いが心に浮かんだ
だから歩みを早めた
それでも影との距離は縮まらない
だんだん不安になり
走り出していた
走っても走っても
影には追い付かず
走れば走るほど距離が広がって行くのを感じた
走れば遠退く
歩けば離れた距離は変わらず
ならば・・・後は立ち止まる
その場に立ち止まり暫く時を待った
どのくらいの時間が過ぎただろうか・・・・・
僕は忘れていた
これは全て夢の中の出来事だ
其れなのに何を追いかけ
何を待っているのだろうか?
夢の中で思わず笑いが込み上げた
全て夢何を勘違いしているのか?!
自分が眠る夢なら
追う事も待つ事も必要ないはず
全て自分の思いのままに
話を作り替える事も可能だろうに
ただ何も考えずに
夢に誘われ流されていただけだった
そう気付いた時
影は少しずつだが僕に向かってくる
だがその時思った
アレに囚われる!!
逃げなければ僕は2度と目が覚めない早く目覚めなければ!
だが立ち止まった場所で
なぜか自由を奪われていた
ココは僕の夢では無いのか?
するとどこからか声が聞こえた
「早く、早く思い出して、あなたは誰なのか?!、忘れないで、お願い早く思い出して、今あなたが、どこで何をしているのか、私が誰なのか・・・」
お・も・い・だす・・・・・
そうだ!!!!!!!!
僕はあなたを探す為に
夢の中に入ったのだ
全てが夢だ!!
あの影は夢の中に有る
心の闇の正体
アレを経ち切らなければ
現世に戻る事は出来ない
僕は大切なあなたを探しだす
その為に今ココに居る
あなたの声が聞こえる
あの影に見つかる前に
あなたを探し目覚めなければ
僕達の時間も止まる
・・・あなたはどこに
緩やかな風に誘われ
ひなたぼっこをしていた
その日はなぜか
気持ちが落ち着かない
そんな僕をいたわる様に
周りの空気が優しく包んでくれた
そんな周りの雰囲気に誘われて瞼が重くなり
いつの間にか
眠りの中に入って行った
眠りは優しく
落ち着かなかった僕の心を癒してくれた
眠りの中で
何かはっきりしない
影らしきモノを見つけた
僕はその影に誘われる様に
側に行こうと歩きだした
なぜだろう
どれだけ歩いても
影との距離は変わらなかった
不思議な感覚と
どうしても
あの影の側まで
たどり着かなければいけないと言う思いが心に浮かんだ
だから歩みを早めた
それでも影との距離は縮まらない
だんだん不安になり
走り出していた
走っても走っても
影には追い付かず
走れば走るほど距離が広がって行くのを感じた
走れば遠退く
歩けば離れた距離は変わらず
ならば・・・後は立ち止まる
その場に立ち止まり暫く時を待った
どのくらいの時間が過ぎただろうか・・・・・
僕は忘れていた
これは全て夢の中の出来事だ
其れなのに何を追いかけ
何を待っているのだろうか?
夢の中で思わず笑いが込み上げた
全て夢何を勘違いしているのか?!
自分が眠る夢なら
追う事も待つ事も必要ないはず
全て自分の思いのままに
話を作り替える事も可能だろうに
ただ何も考えずに
夢に誘われ流されていただけだった
そう気付いた時
影は少しずつだが僕に向かってくる
だがその時思った
アレに囚われる!!
逃げなければ僕は2度と目が覚めない早く目覚めなければ!
だが立ち止まった場所で
なぜか自由を奪われていた
ココは僕の夢では無いのか?
するとどこからか声が聞こえた
「早く、早く思い出して、あなたは誰なのか?!、忘れないで、お願い早く思い出して、今あなたが、どこで何をしているのか、私が誰なのか・・・」
お・も・い・だす・・・・・
そうだ!!!!!!!!
僕はあなたを探す為に
夢の中に入ったのだ
全てが夢だ!!
あの影は夢の中に有る
心の闇の正体
アレを経ち切らなければ
現世に戻る事は出来ない
僕は大切なあなたを探しだす
その為に今ココに居る
あなたの声が聞こえる
あの影に見つかる前に
あなたを探し目覚めなければ
僕達の時間も止まる
・・・あなたはどこに
目に見えるこの世界は全て幻
なら瞳を閉じて心を研ぎ澄まし
感じるんモノを探す
・・・見つけた!!!!
僕の大切な・・・・・・
目覚めて最初に見えたモノは
・・・あなた
〆
僕の大切な・・・・・・
目覚めて最初に見えたモノは
・・・あなた
〆