・・・・・「母さんおはよう、今日も1日雨かな?」
『朝の天気予報は、午後からどしゃ降りらしいわよ、だから今日も外出諦めた方が良いとおもうけど?』
「う~~んッ、でも今以上遅れると皆も困るだろうし・・・他の人達に無理させる事になるとね・・・」
その時〇〇〇の部屋で電話が鳴った
「母さんゴメン、携帯持ってきて」
『は~いどうぞ(笑)』
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・~~。
「ありがとう(ピッ)もしもし▲▲さん、おはようございます」
▲『おはよう山本くん、実は何人かのスタッフから電話連絡でね、
昨日からの雨で床下浸水に成ってる地域が有るらしくて、
施工どころじゃないって連絡受けてね、
先方に連絡したらあちらも同じような状態らしくて、
だから雨が収まる迄暫く様子見る事に成ったの、山本くんどうかな?』
「あッはい、先方がそう言うならその方が良いと思います、
ところで▲▲さんの家は大丈夫ですか?」
▲『幸いな事に家は今の所大丈夫、スタッフからの電話で豪雨の事聞いてびっくりしたの、
そう言う訳だから山本くんの家も気を付けてね、
用心の為に避難は早めにね!』
「わかりました、連絡ありがとうございます、▲▲さんも気を付けて下さいね」電話終了
母『で、仕事出来ないってとこかしらね??』
「あッ、うん、中止、豪雨で床下とか、すでに避難してる場所も有るらしい、その為に身動きできない人達が多数だって、家も考えなきゃ」
母『そうね、大変な事に成ってるのね、天気予報では午後から豪雨に成る可能性が有るらしいけど、
やはり早めに避難したほうがいいかしらね?』
「・・・そうだね、父さんや姉さんは大丈夫かな?」
母『父さんは昨夜から会社に居残りだから大丈夫でしょ、
まさかビルの10階まで水がくるとは思わないけど、
ただライフラインが止まる可能性は有るわね、
香からは電話が有って家に帰ってくるって』
「都市部の方はやはり危ないって事かな・・・・・」
母『香はそんな感じで言ってたわ、電気止まったらしいし』
「姉さん大丈夫かな?」
母『そうね・・・約2時間ぐらいだから、もうソロソロ着いても良い頃かしらねッ!』
「?・・・母さん、俺、部屋で図面の再確認するから、何か有ったら呼んで」
母『解った・・・ッ車?、姉〇帰ったようね・・・?!』
父『ただいま』
「お帰りなさい、父さん?」
母『あれッ!、お父さんも一緒なの?』
父『ああ、姉〇から電話もらって、途中で待ち合わせして帰ってきた、
都市部は酷いモノだよ、
とてもじゃないがいつまでも滞在できる状態じゃない、
だから会社に居た者も帰宅できる者は順次帰宅したけど、
電車やバスも動かないから大変だよ、
私も香に電話がつながらなかったら今もまだ歩いてたと思うよ、
本当に助かった』
「良かったね、でもこの分じゃ仕事どころじゃ無くなるかな・・・?」
姉『ただいま~、父さんゴメン、
シャワー先使うね、母さんお願い、私の着替え』
母『ッ!仕方ないわね、お父さんすいません』
父『いやっ(笑)私ならかまわないよ、〇〇〇仕事はどうだ?』
「うん、仕事は順調だよ、ただ日にちがね、でもこの雨で伸びたから、僕としては良かったような悪かったような、複雑な気分だよ」
父『そうだな、まだ被害が広がる可能性も有るからな』
「父さんは会社どうなの?」
父『どうなるかより、皆無事帰宅できたか心配だよ、
しかし同じ都内なのに都心とこの辺じゃ全く違うからびっくりしてるけどね!!、
お前も雨で仕事中止か、
期日無いって言ってただろ、
大丈夫なのか?』
「うん、あまり余裕は無いけど、
取引先からこの豪雨が収まるまで中止要請されたけど、
あっちこっち大変だって連絡有ったからね、
だから今俺にできる事は図面の再確認ぐらいかな」
父『そうか、仕事が順調なら良かった』
「うん、会社には馴染んでる、仕事も家で出来るしね、やっと俺に合った会社に出会えたかもね(笑)」
雷ゴロゴロドッカーン((゚□゚;))
母『キャー、イヤーッ!!!!』
父『また・・・落ちるな(母さん)!!』
「父さん・・・母さんの声で遊んでる?!(笑)」
父『嫌っ!、別に~イ いつもの事だろ!(笑)、さ~て・・・母さん母さん!、かくれんぼはどこだ?!ッてね?(笑)』
やっぱり遊んでるフッ(笑)
香『あ~始まった、母さんの雷ギャー、雷よりうるさい御近所迷惑!』
香『にしてもこんなに成るなら昨夜帰れば良かったわ、
本当に酷い状態でさ、
後少し出るの遅れたら車使えなかったかもって感じ、ギリギリセーフ』
「都市部はそんなに?!!」
香『うん・・・そうね、テレビつけて見れば解るわよ』
「それもそうだな・・・」
香『本~当~アンタ、テレビ嫌いだよね?』
雷母『ギャー・イヤー(爆声)!!』
雷母『ヤメテー・ギャー!!!!』
「別に嫌いとかはないけど、面倒なんだよね、CM とかCM とか~~
(母さん大丈夫?)」
香『(毎回アレってマジ御近所迷惑) アンタそこ!強調!必要無いから(笑)、分かりやすいし、知ってるから、ねッ(笑)』
「別に姉さん笑わせるつもり無いから、でもやっぱ面倒くさいんだよCM 見るの!!」
香『それッて、ただの視聴者のワガママだよね!!』
雷母『ギャー・キァー!!』
「ワガママ?ですか(今のアレ)、でもさァだから見ないじゃん、リアタイムテレビ、ドラマや映画は全てCM カット録画だし、コレが俺のワガママって言われてもね?」
姉『まあね、どんな風に見るかは視聴者側の自由だしね、でも今の状況はやはりリアでしょ?!(母さんカナリヤバイ!移動できるかな?)』
「まあね~、一応認めます、だからCM 有りでニュース見ます!」
香『はいッ!、素直でよろしい、ではテレビスイッチON!・・・・・えッ!マジ?!』
「ヤバくねえ!!、コノ感じ!」
香「カナリヤバイ!わよね!!、逃げなきゃだわよッ?!!」
「逃げるって何処へ??!」
香『だよね~(母ギャー)、母さんは動けないから、取りあえず二人で避難具・・・ッても、バンには全て入ってんだよね?』
「うん、バンにはね、2・3日分ね、ただし2・3人分ね、あれだけじゃ足りないわよッ」
香『そだね、家の中に有る分は?』
「避難具好き母さんだから、3・4人様1週間分、でも・・・全部バラバラだし~~母さんだし~~~」
香『だよねェ~母さん(アレ)だし~~~』
「嫌ッ、姉さんまで俺に並ばなくていいから!!」
香『い~やッ、どう考えても、雷母さん避難させるの、カナリ難しい問題だよ~~』
「うん!!それは理解できるけど(母ギャー)、まずは母さんが家の中の、どこかに隠してる避難具探しする?」
姉『そだね~~~始めましょうか・・・(母キァー)始め~』
「取りあえず適当に探すか・・・でも何で母さんは・いつも・いつも・避難用品買っては、
何処か解らない場所に隠すかな~」
香『母さんだからでしょう!』
「えッ!!!!それ意味不明~~」
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ではまたね~(ToT)
長すぎだろ~~~まだ終わりませ~ん (TДT )
φ(..)カキカキ・・・・・続く~~~