神楽

暇人です、文字ウチ書き間違え多、読み返すと内容変わるから読み返さない、読み方は皆様に甘えさせて頂きます。

三人の旅人(お話し)

2024-12-05 12:57:38 | 短長編小説

三人の旅の武人の一夜(ひとよ)の夜話し〜〜〜さて初めますか〜〜〜
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昔々寒い冬場

主より一通の書状を預かり
名ある武将へ届ける途中


足を目を吹雪に止められ太陽は霞

辺り一面白夜となす

雪道をただひたすら前へ前へと進めるも前へ進む事に難を増す

仕方なく一時しのぎの休憩場所を探しながら見渡すと

運良き事に小さな小屋に目が向いた

小屋の煙突からは煙があがり
主が居る様子

三人は小屋の扉を叩く
すると小屋の主らしき者の声が
?「何用か?」
の質問に扉越しに理由を話

すると何も言わず
扉が開かれ小屋の主は三人を中へ入れた

三人は礼を言い囲炉裏の側に腰を降ろす

主は口数少なく
三人にそれぞれ違う茶碗で
お茶を差し出した

三人は礼を言いお茶を口に運び入れる
だかお茶は出がらしで
不味(まず)くまるで白湯のような物だった

一人の武人は一口入れて
茶碗を置く

一人の武人は白湯だろうが
暖まれば良いと
皮肉めいた言葉を言い
一気に飲み干した

最後の武人は一口含み主に問う
「春はまだ先の様ですね」
そしてもう一口茶碗は両手にしっかり持たれたまま
主に問う
「春の香りがほんのりします」
また一口
「桜は咲きますか?」
と言った後お茶を飲みながら
主の答えを待つ

主は武人に話す
?「桜は今も咲いている、ただ見るだけを楽しみに待つ者には、その姿は見えず、ただ追いかけるだけの者には、いつか追い付け無くなる、桜華に問いただせば全てが見える、かすか生(な)りも他者に問わず、自(ミズカラ)で探り全を知れば、茶もまた香、知りたし事、白湯が便りの言の葉と化(ば)ける……」

小屋の主が話し終わる頃
吹雪も止み日が差し出した

三人の武人は小屋の主に礼を言い小屋を後にする
なぜか少しの心の軽さを感じながら三人の旅人は空を見上げ

白夜に笑みを

ふと気付けば

自分達の主よりの書状は
もう懐(フトコロ)に無し・・・


春のにおいに誘われし

ま白き白夜より目覚め


一足早く夜明けに手をかざすのであった······〆
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

さてね〜小屋にいた人は一体誰?
意地悪問題だわよ~?

じゃあね~(笑顔)

マジ〆



PS愛してる

2024-10-24 08:08:30 | 短長編小説

君に会えますように

願いをこめたシャボン玉

空を舞い上がるよに風が踊ってる


そばに居るのに何故か君が遠い

遠く遠く心が離れてく

涙溢れるように悲しくて寂しいよ


何を見れば君(心)が見えるの?

君を探すために

願い込めたシャボン玉


風にさらわれた様に

静かに消えた


この道歩いて行けば見つかるかな

風を追いかけて

時を追いかけて

さがしつづけるよ

ーーーーーーーーー


遠く高くみつめてるから

お願い涙止めて笑顔みせて


涙が一雫の輝きに変わる時

君の笑顔は誰かを幸せにできる


ありがとうゴメンね

でもソレが僕の永遠の願いだから


君に届きます様に

風に願いをたくします


Ps愛してる〆



一本のろうそくか

2024-09-07 04:30:05 | 短長編小説
随分前のブログで
瞳の中に虹彩と言う物があると
書いた事がありますが

覚えてる?
知らないか?

人が目を開き周りを見て
全ての物の色を
見極めるのに必要な物です

でも産まれつき
その機能が無い人や
他の人と違う色に
見える人もいます

その子もまた
そんな子供のひとりです
ーーーーーーーーーーーーお話しの始まり

極普通の家の
三人目に産まれた男の子

産まれた時から
色の無い世界にいた

上に二人の姉達がいるが
二人共普通

毎年クリスマスになると
街中が賑わい
色とりどりの電飾が飾られる

でも少年は色を見る事が出来ず
毎年少年はクリスマスの間
家の中から出ない

色の無い世界では綺麗と言う思いも解らない
普段からそうだが
少年の顔には笑顔が無い

そんな少年をいつも心配して
気にかけていたのが二人の姉達

上のお姉さんは
クリスマスが終わると
遠い街に仕事に行き
次はいつ帰るか解らない

でもこのまま弟の笑顔が見れないのが寂しくて
妹に提案する何とかして弟を
クリスマスに笑顔にする方法を見つけたい

その話に妹も賛成
姉妹は光輝くクリスマスを弟に贈る為に
色々考えを募らせる

でもいくら考えても色の無い世界にいる弟に輝く贈り物は難しく

姉妹はあれこれ悩んだあげく
ロウソクの事を思い出した

弟がまだ色の無い世界にいると誰も知らなかった頃

誕生日に部屋の明かりを消して
一本のロウソクに火を灯した
その時小さな弟がロウソクの火をみて「この白くゆらゆらしているのはピカピカしてるの?」

その時の弟の笑顔が可愛くて
姉妹は弟へ最高のクリスマスプレゼントを思い付きました

クリスマスの日
部屋を出ようとしない弟を
無理やり部屋から連れ出した

真っ暗なリビングへ 招き入れ
部屋で待っていた姉が一本のロウソクに火を灯す

そのロウソクを部屋の真ん中に置くと
その瞬間
部屋中が光の中にのみ込まれた

姉妹は弟の為に部屋中に鏡を置き
全ての鏡にロウソクの光があたる様にしていた

真っ暗な部屋中やさしい光が輝きだす

少年は二人の姉達に
笑顔でメリークリスマスと言った
ーーーーーーーーーーーーーーー〆

幸せの瞬間は大切な家族の笑顔が教えてくれる

誰が1番でもない皆一緒が
いいんじゃないの~~~(^-^)

じゃあね~~~✌


桜花水月 [オオカスイゲツ]

2024-01-18 06:44:52 | 短長編小説
流れる風にゆだね
ゆるりと舞うは雪か花か?

遠く目をやれば湖辺の波
ひらりと舞うはいずこを目指す

水面(みずも)を目指すは
消えゆく運命(さだめ)か水月か

雪ならば新たな何かに生れた変わるか雫と成るか

花ならば戦いを求め水月(すいか)と化すか
全て我が決めた事

心殺し溶けゆく定めを選ぶも
荒ぶる決意を心柱に収め水月と化し盾と成るか

時は既に決し
心の定めを貫き通すか·····
全ては自が決めた事

ならば私は
遠く目をやり見届けませう

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こんな感じで今年1年も波乱の幕開け

もう良いでしょ!!
沢山の涙が流れました
かと言って時は進めと地球は回る

私達がどれだけ願っても自然災害や流行り病に勝つすべはありません!

だから私からひとつお願い
皆様
お願いだから過度に自身の体をイジメないで下さい

他人にもっとガンバレなんて言われても
あなたは自分の力量を測り間違えないで
自分の出来る範囲で行動して下さい

身体が悲鳴を上げる前に気付いて上げて下さい

身体が悲鳴を上げた時は
既に心が沈み始めてますからね

お願いだから自分を1番に労って下さい
特に大切な誰かが居るあなた!

守る為にはあなたの健康が1番大切だと解って行動して下さいね!

年寄りからの忠告です!!〆

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ちなみ-水月-の意味知りたきゃ辞書見て自分で調べてね〜〜〜

私そんなに親切じゃ無いから〜〜〜(笑)


思い出は未来から(おはなし)

2023-12-24 12:48:32 | 短長編小説
久しぶりに外に出た
理由は桜の花びらがどこからか僕の手の中に降りてきたから??

さくら??!​オイオイ!!
季節は冬だろ!!

・・・桜なんてあり得・ない・だ・ろ・・・!?

なんて思ってると!!!!
目の前に大きな桜の木が有った???!

意味不明​​だが事実なんだ
大きな大きな桜の木!?
多分大人が4・5人で手を繋ぎ輪にしたような大きな桜!??

びっくりより驚きだ!!
なんで真夏に桜なんだ?!
・・・嫌ッ違うココどこだ!

確かに外へ出たけど・・・
・・・ココは・・・どこなんだ~~~!??!?

知らねえし!?
大きな桜見たこと無いし!?

てかマジココどこだ!!
家を一歩でたら~~~知らない世界?!
なんてあり得ないだろ~~~

?「でも本当に大きな桜だね~、満開だし綺麗だよね~」

「誰?!→あんた誰?!」

?「誰って失礼だよ!?、私の方こそあなた誰?、ッて感じなんですけど!!」

「あッそッそうだな、悪かった・のか・俺が〜??、かなり複雑だが、まぁ〜いいか!!」
(いや!!良くないだろ!!)
孝「名ッなッ名前!、俺の名は孝、高2の17才、一様ヨロシク?でいいのか??」

瞳「私の名前は瞳、同じく高2で17才、ヨロシク孝君」

孝「あッああ、ヨロシクひとみちゃん!、で良いかな!」

瞳「同じ歳なんだから、呼び捨てで、お互いにね(笑)」

孝「解った、じゃあ瞳!」

瞳「うん(笑)、でココどこかな~孝解る?!」

孝「解んねえ~~~、家を一歩出たらココだった!!」

瞳「私も同じ、ねえ孝、桜の花びら!!知ってる?!」

孝「ああ〜えっと〜家の中で伸びして腕を下げて、手を開いた時、桜の花びらが有った!?・なんで夏に桜なんだ!!」

瞳「私とほぼ一緒だ、宿題終わって、伸びしたら手に違和感有って、手を開いたたら桜の花びらが有った、だから何となく外に出たら、ココだった~!!、一体どこなんだろうね~」

孝「悪い俺に聞くな!、俺頭悪いし、非現実的な事の説明なんか出来る程頭使うなんてしたことないから!!」

瞳「くすッ!」
孝「なッ何笑ってんだよ!」

瞳「私何も説明求めてないよ!、ソレに孝が何かしたとも思ってないから!(笑)」

孝「あ~アアッ!!、なら良いけど、でもマジココ何処だ?!、俺達帰れるのか?!、アノさ~一応聞きたいから聞くけど良いか!、俺は1990年生まれなんだけど!!、瞳は??!」

瞳「そうなんだ!!、私は2020年生まれだよ!!」

孝「えッ〜マジ!、冗談とか俺の事カラカッテルとか!!」

瞳「この非常事態にそんなバカな事言わないよ!!(笑)」

孝「だよな~、桜以外何か有った、ッてか俺は瞳の世界だと47歳って事か!!」

瞳「孝の世代だと、私は生まれていないって事、コレって凄くない!?、私達何処かで繋がってたりして・・・」

孝「オレ頭悪いから解るわけないじゃんか〜!!」

瞳「私ね、昨夜お父さんた喧嘩したんだ、酷いと思わない!!」​

孝「何が・・・話がミエナイんだけど!?」

瞳「あっそうだね、あのね私には夢が有るんだよね、将来のね・・・私のお母さん、私がまだ小学2年の時に事故で死んだの、でも交通事故は色々有る罰の中で未だに刑が軽い、だから私検事に成りたいんだよね、でもお父さんは・・・」

孝「認めないってか?!」

瞳「そうだね・・・、お父さんは人の命を●❌で決めるような警察に怒ってる、確かにそうだよ、でもねだから私は検事に成りたいんだよ!、悪い奴を裁く検事に・・・・」

孝「凄いな、俺なんか頭悪いし、ましてや将来なんて、考えた事無いよ!!」

瞳「私だってそんなに頭良くないよ!!、ただ今は検事に成りたいから自分で勉強してるだけ、目的が無いと怖いんだ、私の下に双子の弟がいるんだよね、私より5才下、お母さんが死んだ時はまだ2才だった、今は小学6年なんだけどね・・・」

孝「だから大学なんかッて言われてんのか?!」

瞳「お父さんはそんな事言わないよ、お母さんが死んだ後も私達を1人で育ててくれた、再婚しても良かったのにね・・・・、でもお父さんにそんな事いったら怒られた、私達のお母さんは1人だけだ!!って、本当に頑固で真面目で私達を・だいじに・育ててくれてる(涙)、学校のモノとか料理や洗濯も全部、お母さんが居なくなって全部!!、全部を私達の為だけに・・・お父さん休まないんだよね、目一杯私達の為だけに時間を使う、もっとゆっくりで良いのに・・・・」

孝「凄く愛されてんだな!」

瞳「だって私達のお父さんだよ、当たり前でしょ(笑)」

孝「そうだな・・・アレ・・手が・・・体が・・・消えてく・・・」

瞳「本当だ・・・私もだ!・・・お別れなんだね、話し聞いてくれて、ありがとう(笑顔)」

孝「俺の方こそ、何も役に立たなかっただろうけど、何だろな〜瞳とはまた何処かで会える気がすろよ、ありがとな〜〜〜」

目覚めた場所は自室
どうやら俺は夢を見ていたようだ

でも夢は鮮明に覚えてる
だから俺は勉強を始めた

勉強なんて考えた事なかったけど
学校も休む事無く通学して
帰れば勉強

両親や兄貴や姉貴はどうせ三日坊主だと言ったが
俺は勉強を続け大学へ行き
検事に成った

そして28才で大切な人を見つけて結婚した
2年後には娘を授かった
・・・・・名前は妻が考えた

瞳が綺麗だから・・・瞳と名付けた
妻は優しい笑顔で話してくれた

瞳か〜あれッ桜🌸??
まだ春は遠いよ〜
でも俺は確かに覚えている(笑)

あの桜はまだあの場所に有るのだろうか・・・・〆