俺が初めてアイツに会ったのは寒い冬の日だった
何をするでもなく
何か求めるのでもなく
ただ窮屈な家に耐えられなくて
町中をブラブラ・・・
そんな時だった
何も写さなくなった俺の眼に
アイツだけがはっきり見えた
いかにも・・・良いトコの何も知らないお嬢様
ああいうの引っ掛けて
連れ込んでやっちまう・・・
悪く無い!
格好の餌食
スマホ片手に・・・ドコへ行くつもりなんだか?
オマエ狙われてるぞ!
なんて事を教える義理もなし
どうやら狙ってるのは俺だけじや無さそうだ!
あ~あッ
思ってる側から早速引っ掛かった
ドコの誰か知らねえが
ソレ俺の獲物!
勝手に声かけてんじゃねえよ~ってね!
俺はその場へ歩み寄る
やっぱり危険人物ソノ2だな
ソノ1は勿論・俺!
━━━━━━━━━━━━━
(ソノ2がアイツの腕を掴もうとした瞬間、俺が反対側の腕を引き寄せ間に入る、するとアイツは俺を見て?)
「お兄ちゃんドコに居たの?、勝手に迷子にならないでよね!」
えッ!
(コイツ俺よりウワテか?)
あッああ悪かったな
(その場の会話に合わす俺?)
『へー兄貴なの、ひとりかと思ったから声かけたんだけどね、兄貴が一緒なら仕方ないか、じゃまたなお嬢さん』
(そう言ってソノ2は素直に立ち去った)
・・・・俺には妹はいないんだけど!
いつ俺がお前の兄貴に成ったんだ?
「私の腕を掴んだ時」
はあ~お前はいつもそうやって兄貴を増やしてるのか?
「お兄さんなら家にふたり居るよ」
じゃあなぜ初対面の俺が
お前の兄貴になりゃなきゃいけないのか釈明を頼むわ!
(アイツはまっすぐ俺を見て即答)
「男前だったから」
あッ・・・
(その時の笑顔を見て巻かすつもりが巻かれた、要するに俺の完敗、一目惚れ、そんな事は絶対言わない、だから俺は話しを反らした)
ドコへ行くつもりなんだ?
(スマホに指先し)
「ココ、この辺のはずなんだけどわかんなくなっちゃて」
つまり迷子に成ったのは
俺じゃなくてお前って事で良いんだな!
「多分そうみたい!(笑)」
ドコの誰とも知らない男に
なんでお前は笑顔で答えてんだ!
「望美」
えッ!
「私はお前じゃなくて、のぞみ!解った!」
俺はお前の名前なんか聞いて無い!
「あなたの名前は?」
だからッ・・・
だめだソノ(笑顔)
アレダ!
「アレじゃ解らない!、早く教えて!」
ア・・・
「あ?、そんな名前ないよ!」
ア・キラ・・・
(俺は望美と名乗るこの少女に惚れた、一目惚れなんて信じていなかったのに)
「アキラね、よろしく」
(また笑顔)
よッよろしく
(何故か頭を下げる俺)
(とにかく今は何をすべきか?!考えが思考に追い付かず、成すがままに)
「アキラ、私ねココへ行きたいの!」
ココって?!
(望美がスマホを差し出す)
「ねえ解る?、この辺なんだよね~、変だな~」
別に変でも何でも無い
ココで合ってるよ
「でもドコにも無いみたいだよ!」
目の前見て少しずつ上に顔上げれば
俺には看板がデカでかとはっきり見えるけど
「・・・あッ!有った!!、アキラ早く教えてよ!、時間勿体ないから早く行こう」
(なぜか俺は望美に手を引っ張られ一緒に行く事に成った・・・その場所は・・・)
弁護士事務所!!
(って俺何やってんだ?)
━━━━━━━━━━━━━
アキラの困惑はともかく
これが二人の出会いであるのは確かな事である
続く~~~
ではまたね~(^-^)/
何をするでもなく
何か求めるのでもなく
ただ窮屈な家に耐えられなくて
町中をブラブラ・・・
そんな時だった
何も写さなくなった俺の眼に
アイツだけがはっきり見えた
いかにも・・・良いトコの何も知らないお嬢様
ああいうの引っ掛けて
連れ込んでやっちまう・・・
悪く無い!
格好の餌食
スマホ片手に・・・ドコへ行くつもりなんだか?
オマエ狙われてるぞ!
なんて事を教える義理もなし
どうやら狙ってるのは俺だけじや無さそうだ!
あ~あッ
思ってる側から早速引っ掛かった
ドコの誰か知らねえが
ソレ俺の獲物!
勝手に声かけてんじゃねえよ~ってね!
俺はその場へ歩み寄る
やっぱり危険人物ソノ2だな
ソノ1は勿論・俺!
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(ソノ2がアイツの腕を掴もうとした瞬間、俺が反対側の腕を引き寄せ間に入る、するとアイツは俺を見て?)
「お兄ちゃんドコに居たの?、勝手に迷子にならないでよね!」
えッ!
(コイツ俺よりウワテか?)
あッああ悪かったな
(その場の会話に合わす俺?)
『へー兄貴なの、ひとりかと思ったから声かけたんだけどね、兄貴が一緒なら仕方ないか、じゃまたなお嬢さん』
(そう言ってソノ2は素直に立ち去った)
・・・・俺には妹はいないんだけど!
いつ俺がお前の兄貴に成ったんだ?
「私の腕を掴んだ時」
はあ~お前はいつもそうやって兄貴を増やしてるのか?
「お兄さんなら家にふたり居るよ」
じゃあなぜ初対面の俺が
お前の兄貴になりゃなきゃいけないのか釈明を頼むわ!
(アイツはまっすぐ俺を見て即答)
「男前だったから」
あッ・・・
(その時の笑顔を見て巻かすつもりが巻かれた、要するに俺の完敗、一目惚れ、そんな事は絶対言わない、だから俺は話しを反らした)
ドコへ行くつもりなんだ?
(スマホに指先し)
「ココ、この辺のはずなんだけどわかんなくなっちゃて」
つまり迷子に成ったのは
俺じゃなくてお前って事で良いんだな!
「多分そうみたい!(笑)」
ドコの誰とも知らない男に
なんでお前は笑顔で答えてんだ!
「望美」
えッ!
「私はお前じゃなくて、のぞみ!解った!」
俺はお前の名前なんか聞いて無い!
「あなたの名前は?」
だからッ・・・
だめだソノ(笑顔)
アレダ!
「アレじゃ解らない!、早く教えて!」
ア・・・
「あ?、そんな名前ないよ!」
ア・キラ・・・
(俺は望美と名乗るこの少女に惚れた、一目惚れなんて信じていなかったのに)
「アキラね、よろしく」
(また笑顔)
よッよろしく
(何故か頭を下げる俺)
(とにかく今は何をすべきか?!考えが思考に追い付かず、成すがままに)
「アキラ、私ねココへ行きたいの!」
ココって?!
(望美がスマホを差し出す)
「ねえ解る?、この辺なんだよね~、変だな~」
別に変でも何でも無い
ココで合ってるよ
「でもドコにも無いみたいだよ!」
目の前見て少しずつ上に顔上げれば
俺には看板がデカでかとはっきり見えるけど
「・・・あッ!有った!!、アキラ早く教えてよ!、時間勿体ないから早く行こう」
(なぜか俺は望美に手を引っ張られ一緒に行く事に成った・・・その場所は・・・)
弁護士事務所!!
(って俺何やってんだ?)
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アキラの困惑はともかく
これが二人の出会いであるのは確かな事である
続く~~~
ではまたね~(^-^)/