娘が高校進学から今も続く大切な彼女達の話し
娘は中学に入りすぐ病気になり長い治療をしていた
その為に体育や歩く遠足
その他運動は全てダメ状態でした
だから高校進学も身体へ負担が無い様に選びました
高校入学説明会で
娘が通学に慣れるまで
一緒に通学してくれそうな人探し
途中で倒れでもしたら大変だからね
でも同じ中学からの知り合いは居ない
仕方なく娘に聞く
「同じ中学から来ている人居る?」娘が指を指したその人達に順番に挨拶する
その中で私が選んだ人が
彼女達の始まり
私は彼女に事情説明して
お願いを引き受けて頂きました
何人かいる同中学の人の中でその彼女を選んだ理由
顔をこちらに向け目が動いていなかったから
その子は事情を理解して
前日に電話しますと言ってくれた
これで安心状態の母に対して
娘が言った「あの子学校一の不良 だから、電話なんか掛かって来ない」でした
私は娘に
「それ誰が決めた?」と聞くと
娘は
「皆言ってる、髪の毛だって 入試の為に金髪じゃないだけ」
でも私は娘に一言
「お母さんは信用できると思う、
後は自分で確かめから文句言って」
娘は少し不機嫌で
「絶対電話掛かって来ない」と断言
母は大丈夫と断言
この勝負当然母の勝ち
前日の夜
彼女は忘れる事なく電話くれました
娘は待ち合わせ場所と時間聞き
思いもよらない
と言った顔で母を見た
次の日から学校の行き帰り
彼女は約束通り1学期間続けてくれました
娘も一緒にいる間に彼女を知り
仲良くなる
ただね普通の娘と
不良と言われる彼女は学校内では
口を聞く事無し3年間続いた
学校外では実は彼女の友達とも仲良くなった
娘は初めて金髪にピアス
タバコに酒何でもあり
そんな皆さん達に会った時
彼女は娘の身体の事等々話てくれて
「〇〇ちゃんには一切自分達がしている事はさせないで」と話てくれた
その言葉に不良の彼女達も納得してくれた様で
娘は学校では極普通にクラスメイトと会話をするが
不良の彼女達は絶対に娘に話かけてこない
でも本当は皆凄く良い子達
家にもよく遊びに来て
タバコ酒普通にやってました
何を仕様とも娘にそれらを向けられる事は無く
泊まりにも来ていたが
娘の身体を気づかい
絶対に誰か一人だけ
皆で押し掛ける事も一度も無し
必ず片付けて帰る
世間様で言う不良娘達
バイクで事故して骨折なんて子もいましたね
でも学校では
知らんぷりだったらしい
不思議でしょ
ある時娘がクラスの子を怒らせた
原因はテスト勉強したかしなかったと聞かれ
しなかったと答えたが
かえって来たテストがクラスでトップだった
娘偏差値85以上だったが
病気で偏差値65の学校に行った
勉強せずに3年間過ごせる様にね
決めたのは私
娘は本当の事言ったのに
嘘つきとクラスの何人かにバッシング後一歩でいじめだった
でも彼女達はそれを許さず
毎日休み時間にクラスへ行き
入れ代わりながら
「自分で自分の頭が悪いと言ってる人、このクラスにいるって?、その頭悪い人誰?」
娘へ向けられるバッシングが
全て無くなるまで
続けてくれた様です
一番最初にお願いした彼女が
いつの間にか大切な友達
彼女達になりました
娘の高校3年間はとても楽しく
そして大切な彼女達を理解し
世の中の常識に捕らわれず
色々な意味で変えてくれた
彼女達に感謝ですね
卒業してからの彼女達との交流は?勿論今も変わらず友達です(笑顔)
1年に何度かですが時々連絡があります
娘が普通の主婦で皆も色々だから
夜旦那が帰って来てからの集まり
24時間のファミレスで明け方近くまで話し続ける
太くて長~い仲良しさん達ですよ
あなたにもこんな人達居ますか?
居ると良いですね~("⌒∇⌒")
ではまたね〜〆