ジャック・プレヴェールのことをかつてのダダイスト、のちシュールレアリストの有力な詩人・作家となったリブモン・デセーニュはこのように言いました。
彼は書く時でさえ話しているみたいなんだ・・・彼は街から来たので、文学から来たんじゃない・・・特殊なケースだよ・・・人生を讃え、いうところの<お偉方>を軽蔑する・・素朴で、幸福が好きで、心憎いまでのユーモアがある。分類できない男さ・・・。
新潮社から昭和43年に出た「世界詩人全集18」の中にあったことばですが、学生時代に読んで、それから長い間私の詩の指針となりました。そして今も変わらずに座右にあることばです。